寡黙な父親デイビッド(ロバート・デ・ニーロ)と母親アリソン、そして娘のエミリー(ダコタ・ファニング)
一見すると幸せそうに見える家族。
しかし、夫婦は冷め切って話もしない仲になってしまっていた。
そんな中、母親アリソンは浴室で手首を切って自ら命を絶ってしまう。
AM2:06 夫と一人娘を残して・・
精神治療中だったエミリーは、母親の死をきっかけに心を閉ざしてしまい
環境を変えるため、父親デイビッドと共に郊外の田舎町へと引っ越していく。
しかしエミリーはその家で見えない友達チャーリーが居ると言い
奇妙で恐ろしい事件が次々と起こる様になる。
そして最後には最悪の結末に・・・
一体、チャーリーとは何者か?
全体的に暗い風潮の作品で、亀裂の入った家族愛と奇妙で恐ろしい事件とを同調させていく。
最後にはサスペンススリル特有の謎が明らかになるが、ある程度展開は読めてしまう。
もっと夫婦や娘の心の奥底、家族風景、など
深い描写を入れていけば、もう少し感情移入も出来ただろうと思う。
また周辺人物の描写ももっと豊かにしていけば、謎がより複雑で深みを増していただろうにと思わせる。
謎を読ませないために幾つか不可解な描写をしている所も、後付けの様に見え
2回以上見返してみると、よりその時の描写を理解する事が出来るものの
やはりサスペンススリルとして多少完全ではないところが残念。
暗く悲しいストーリーのただ一点の救いは、
実は娘はちゃんと父親の愛を求め、父親もまた娘の愛を求めていた事。
ただ最後のエミリーの描いた絵は、エミリーもまた・・と言う事か?