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ハイドラ
 
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ハイドラ [単行本]

金原 ひとみ
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

迫ってくる体温を感じながら感じた、世界が変わっていくのを―。堕ちてゆく痛み、翳りない愛への恐れ。自身に注がれる冷徹なまなざし。クールさと瑞々しさをともに湛えた最新恋愛長篇。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

金原 ひとみ
1983年、東京生まれ。2003年『蛇にピアス』ですばる文学賞。翌04年、同作で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 137ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/04)
  • ISBN-10: 4103045310
  • ISBN-13: 978-4103045311
  • 発売日: 2007/04
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 498,167位 (本のベストセラーを見る)
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29 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
早熟の悩み 2007/9/4
形式:単行本
 摂食障害になった若い女性の心理描写が活写されてます。
ストーリーには、あまり意味が無く、またしても恋愛中毒のギリギリ状態の女の
 せつない幼稚な思考回路がこんせつ丁寧に描かれて飽きさせません。
 作家は、自ら明かしてますが、やはり執筆中に物が食べられなって激やせし、通院したそうです。まさに命がけで作品に取り掛かってらっしゃる。
 けれど、魅力ないんだなぁ。ぺらぺらした陳腐な小説ぽい。
 永山則夫を思い出してしまった。
19歳で、収監されてしまったために、19歳までの世界のなかでの小説世界に終わった。
 金原ひとみは、やはり、19歳くらいで認められて、作家を職業にしてしまった。
 一般世間との接点なくしては面白みのある物語は膨らまない。
智恵や含みのない小説は早熟者の悩みというものだろう。あせらなくていいからっていいたい。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
主人公は「噛み吐き」を繰り返す「読者モデル上がりの」人気モデル。
自立できない彼女の心の動きが、ナマな感じで伝わってくる。ひりひりと。

じぶんのひりひり感を自覚していれば、いくつになっても共感できる。

今回の早希ちゃんは体重35キロ。「AMEBIC」の「わたし」は32キロだったから3キロ増で、若干ほっとした。
しかし男への依存度はさらに深刻化。男は無名の主人公を世に出した写真家であり、同棲する恋人でもある。
主人公は、読者には自活できると思えるのだが、
男=仕事を失うことがアイデンティティの崩壊という恐怖からだろうか、依存を断ちきれない。

文章や物語がこなれて、少しずつ痛みの表現は一見マイルドに。
じぶんを虐めていることには変わりなく、なぜか主人公は心の傷の根本の原因―おそらく母親との関係、は無意識にさけ、向き合わない。

表現としての痛みはデビュー作「蛇にピアス」がピークだったけど、内側にある揺るぎない文学性は変わってない。

途中で再読だと気がついたが、おもしろかったので読みきった。

やっぱり凄いもの持ってる人だなあと思う。作者の写真やインタビューを確認し、そのまっとうさにほっと一安心。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
またもや 2007/5/25
形式:単行本
前々作の話とよく似ているような…作者は食障害の経験があるのでしょうか?気分よく読める作品には思えませんでした。若い子の気持ちにたって読まないとわからないかもしれませんね。
このレビューは参考になりましたか?
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金原ひとみ大好き
金原ひとみが、というより、金原ひとみの作品が、好き。
デビュー作からすべて読んでいる作家は、きっと彼女くらい。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 蕾
全てがリズム良く自然に流れる。
金原さんとは同学年だからか、メンタル的に「負」を抱える人物のイメージ(ある程度、実際?)は、不自然なく受け入れることができ、楽しめるから不思議である。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: tangerine-dream
35kgの体ってセックスに向いているのか?
第130回芥川賞受賞作家と言うことで、私にとっては綿矢りさと共に注目して読んでいる作家。デビュー作からこの作品にいたるまで、読む苦痛と言いましょうか、痛い表現や気... 続きを読む
投稿日: 2010/1/30 投稿者: mabopan2
現代の若い女性の真の悩みが込められていそう
と思ってしまうのは、私がオッサンだから?... 続きを読む
投稿日: 2009/5/7 投稿者: ぷーやん
希望なんて、要らない。
過食症ではなくて、正確にいうと、
チューイング(噛み吐き)を伴う拒食症の女性の話。

読んでみて…いろんな意味で衝撃的。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/9 投稿者: さるきち
心理小説として、秀逸
金原ひとみさんは、あるジャンルを確立した感がある。
恐らく、今後歳を重ね、価値観や物の見方が変化するごとに、... 続きを読む
投稿日: 2009/3/31 投稿者: mana
ネガティブの強さ、ポジティブの脆さ。
摂食障害の主人公は、カメラマンの彼氏に
見えない束縛をされながら生きている。
そんな主人公の前に現れる、... 続きを読む
投稿日: 2008/10/3 投稿者: MAKKI
致死量ドーリス??
致死量ドーリスに酷似。でも、読むなら致死量ドーリスのほうが数倍いい。
投稿日: 2008/5/16 投稿者: あくび
今までで一番読みやすかった
今までの著者の作品の中では一番読みやすかったです。いびつな形とはいえ、恋愛の切なさという本質をついているように思いました。若い女性の不安定な精神状態や若者コトバの... 続きを読む
投稿日: 2007/11/8 投稿者: sakusaku
真剣なことほどくだらないことだと言ってしまう心理。
デビューから引き続いて著者自身が自分で見てきた世界を描くことに徹しているが、それがどこまでその世界を理解できない読者をひきこめるか、という点において前作の『オート... 続きを読む
投稿日: 2007/9/18 投稿者: BLACKEYE
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