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ハイドラの告白 (メディアワークス文庫)
 
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ハイドラの告白 (メディアワークス文庫) [文庫]

柴村 仁 ,
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

美大生の春川は、気鋭のアーティスト・布施正道を追って、寂れた海辺の町を訪れた。しかし、そこにいたのは同じ美大に通う“噂の”由良だった。彼もまた布施正道に会いに来たというが…。『プシュケの涙』に続く、不器用な人たちの不恰好な恋の物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

柴村 仁
第10回電撃小説大賞“金賞”を受賞。2004年作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 289ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2010/03)
  • ISBN-10: 4048684655
  • ISBN-13: 978-4048684651
  • 発売日: 2010/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 12,774位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
 『プシュケの涙』の舞台となった時期から三年後の人々の姿を描く。共通して登場する人物もいるし、以前の事件の事後処理みたいな部分も含んでいるけれど、新たな人物とその物語がメインだと思う。

 テーマは「血脈」かな。血脈は過去から現在を経て未来につながるものであり、有性生殖である限り、必ず二つの血脈が結びついて続いていく。この結びつきのパターンにはいくつかあって、一説によると、自分の遺伝子から遠い遺伝子を選択して生物の多様性を確保していくとも言われる。
 人間同士の結びつきは、このような動物的な面と共に、打算的な面も併せ持つ。その両極端が、国中から美姫を集めた後宮を持つパターンと、近親で結びつき財や権力が拡散しないようするパターンだろう。

 タイトルにあるハイドラとは、ヒュドラとも呼ばれる9つの頭を持つ怪物だろう。ヘラクレスに退治されるハイドラの母はエキドナと言い、彼女と彼女の子オルトロスとの間に生まれたのが、スフィンクスと伝えられる。
 スフィンクスは謎を出し間違ったものを食い殺していたが、テーバイ王となるオイディプスに正解を出され、自ら身を投げて死ぬ。このオイディプスは、エディプス・コンプレックスの語源にもなっており、自らの父を殺して実母との間に子をもうけるのである。

 表面的には、前作ほど衝撃的な内容ではないと思う。そういう意味では安心。
 ただ、タイトルから勝手に深読みすると、色々とドロドロした内容を含んでいるのかな?気づかないだけで。
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続編 2011/6/9
形式:文庫
プシュケの涙の続編となるこの作品。
今回も2話入っていて、
最初は、ニセの芸術家の正体を見破る話
二話目は、A子の話

1話目は、、ミステリーな感じが強く、自分的にはプシュケの涙のような感じがしました。

2話目は、女の目線で書かれていて新鮮味があって面白く、結構笑えるところが多いです。

また、1と2の話が少し繋がっているので、読んでるうちに謎が解けて納得できます。

前回と変わらず面白くてよかった。
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形式:文庫|Amazonが確認した購入
「プシュケの涙」の続編であり、二部構成という点も変わりませんが、
明るい雰囲気の物語になっています。
 
本作の主人公は美大生・春川とグラビアアイドル・Aですが、
2人とも不器用ではありますが前向き(楽観的?)であり、
読みながら思わず笑ってしまう箇所がありました。
 
ただし、ミステリー要素もあり、徐々に由良が布施正道に拘る理由も
明らかになっていきます。
 
「プシュケの涙」と比較して★を一つ減らしましたが、
読み終わった後に笑顔になれる作品です。
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