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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
夢の,
By カスタマー
レビュー対象商品: ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ・コレクション) (単行本)
私は元潜水調査船パイロットです。ハイドゥナンの「しんかいFD」について一言感想を書きます。「日本沈没」にも潜水船「わだつみ」が登場しましたが、「しんかいFD」は2連の耐圧殻や下降・上昇時の抵抗を減らすアイデアなど今実現可能なテクノロジーと夢が絶妙なバランスをとっています。また、パイロット同士の会話や研究者とのやり取りなどソフトウエアも完璧です。さすが「しんかい6500」を知り尽くした藤崎氏の独断場です。また、画期的な推進装置やプローブなどを装備した「エウロパダイバー」では、近未来の無人探査機を提案している点も見逃せません。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
空想と科学の境界,
By 西村 一 "西村屋" (神奈川県横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ・コレクション) (単行本)
この作品を紹介するのは難しい。これまでのどんなSFとも異なる。帯に書かれている「日本沈没」の現代版と期待して読むことはお奨めしない。予断を持たずに上下2巻を読んで欲しい作品である。といって何も書かないわけにはいかない。与那国島沖で発見された海底遺跡らしきものについて、誰がどうやって造ったか、そしてなぜそれが現在、海中にあるのかという疑問から出発し、与那国島に伝わる悲しい楽園伝説にも触発されて書かれた作品のようである。 科学技術面については、7月末に完成したばかりの地球深部探査船「ちきゅう」の後継船となる深海掘削船が登場するが、その緊急オペレーションについて一般にはほとんど知られていない取材結果がたっぷり盛り込まれている。地球内部のさまざまな現象についても研究現場でリアルタイムに議論されている問題にまで踏み込んでいる。マントルから炭素が超高速で上昇してダイアモンドとなるキンバーライトの噴出現象を描いたのは本書が初めてであろう。 もうひとつの側面は、筆者が「蛍女」や「ストーンエイジCOP/KIDS」で扱ってきたテーマにも通じるが、今の科学では説明できない能力を持つ少女と、その能力を「共感覚」を糸口として科学的に説明しようとする科学者たちを交えつつ、大胆に空想の世界を展開させている。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
独特の世界観に引き込まれました。,
By
レビュー対象商品: ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ・コレクション) (単行本)
たまたま知り合いから紹介されて読ませていただきました。従来のSFものに飽きていた私にとっては独特の世界観がとても新鮮でした。ストーリーの構成もいいですね。ここで多くを語るとこれから読まれる読者に申し訳ないのでこの辺りで…。驚く内容は実は……。おっとやめましょう。
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