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ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ・コレクション)
 
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ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ・コレクション) [単行本]

藤崎 慎吾
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

西暦2032年。未曽有の地殻変動によって、南西諸島に沈没の危機が迫っていた。地球科学者・大森拓哉の警告により政府特別機関が設立されるが、その目的は領海=海底資源喪失を見越しての既得権確保にあった。政府の対応に憤る植物生態学者・南方洋司、地質学者・菅原秀明ら6人の科学者は、独自の「ISEIC理論」によって地殻変動を食い止めるべく、極秘プロジェクトを開始する。いっぽう共感覚をもつ青年・伊波岳志は、南方らに同行して訪れた与那国島で、巫女的存在であるムヌチの後間柚と出会う。「琉球の根を掘り起こせ」なる神の声を聞いたという彼女は、大地の怒りを鎮めるため、“14番目の御嶽”を探してくれるよう岳志に依頼するのだが…日本SF史上最高の科学小説、ついに刊行。

内容(「MARC」データベースより)

西暦2032年。沖縄トラフの地殻変動、マントル細菌、尖閣諸島の日中対立、デネブサテライト、キンバーライト噴火、そして南西諸島沈没の危機。人類は地球と和解できるのか? 「日本沈没」を凌ぐ傑作科学小説。

登録情報

  • 単行本: 504ページ
  • 出版社: 早川書房 (2005/7/21)
  • ISBN-10: 4152086556
  • ISBN-13: 978-4152086556
  • 発売日: 2005/7/21
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.2 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 598,509位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 夢の, 2005/8/28
By カスタマー
レビュー対象商品: ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ・コレクション) (単行本)
私は元潜水調査船パイロットです。ハイドゥナンの「しんかいFD」について一言感想を書きます。「日本沈没」にも潜水船「わだつみ」が登場しましたが、「しんかいFD」は2連の耐圧殻や下降・上昇時の抵抗を減らすアイデアなど今実現可能なテクノロジーと夢が絶妙なバランスをとっています。また、パイロット同士の会話や研究者とのやり取りなどソフトウエアも完璧です。さすが「しんかい6500」を知り尽くした藤崎氏の独断場です。また、画期的な推進装置やプローブなどを装備した「エウロパダイバー」では、近未来の無人探査機を提案している点も見逃せません。
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5つ星のうち 5.0 空想と科学の境界, 2005/8/26
レビュー対象商品: ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ・コレクション) (単行本)
 この作品を紹介するのは難しい。これまでのどんなSFとも異なる。帯に書かれている「日本沈没」の現代版と期待して読むことはお奨めしない。予断を持たずに上下2巻を読んで欲しい作品である。
 といって何も書かないわけにはいかない。与那国島沖で発見された海底遺跡らしきものについて、誰がどうやって造ったか、そしてなぜそれが現在、海中にあるのかという疑問から出発し、与那国島に伝わる悲しい楽園伝説にも触発されて書かれた作品のようである。

 科学技術面については、7月末に完成したばかりの地球深部探査船「ちきゅう」の後継船となる深海掘削船が登場するが、その緊急オペレーションについて一般にはほとんど知られていない取材結果がたっぷり盛り込まれている。地球内部のさまざまな現象についても研究現場でリアルタイムに議論されている問題にまで踏み込んでいる。マントルから炭素が超高速で上昇してダイアモンドとなるキンバーライトの噴出現象を描いたのは本書が初めてであろう。
 単なる受け売りに留まらず、地殻~マントル内微生物などは最新の科学的知見より先に進んだ仮説を展開しているし、登場する1万m級有人潜水船も、海洋技術者のアイデアをふんだんに取り入れてなお一歩先を行ってる。
 このように、本書ではあまり知られていない地球・生命科学という分野の科学技術の夢とスペクタルにたっぷり触れることができるのは間違いない。

 もうひとつの側面は、筆者が「蛍女」や「ストーンエイジCOP/KIDS」で扱ってきたテーマにも通じるが、今の科学では説明できない能力を持つ少女と、その能力を「共感覚」を糸口として科学的に説明しようとする科学者たちを交えつつ、大胆に空想の世界を展開させている。
 そして筆者のすべての作品に通ずるが、自然描写の細やかさと色彩感覚の豊かさは本作品でも十二分に味わうことができる。
 肝心のストーリーについてはやはり読んでください。藤崎作品に登場するヒロインはやはりいいですね!

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 独特の世界観に引き込まれました。, 2005/8/24
レビュー対象商品: ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ・コレクション) (単行本)
たまたま知り合いから紹介されて読ませていただきました。従来のSFものに飽きていた私にとっては独特の世界観がとても新鮮でした。ストーリーの構成もいいですね。ここで多くを語るとこれから読まれる読者に申し訳ないのでこの辺りで…。驚く内容は実は……。おっとやめましょう。
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