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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
アメリカ学園映画入門というにはアツすぎる,
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レビュー対象商品: ハイスクールU.S.A.―アメリカ学園映画のすべて (単行本)
「ウォーク・ザ・ライン」のリース・ウィザースプーンでの演技を認めたとしても、アメリカで最高額のギャラを稼ぐ女優であることにピンと来ない日本人は多いだろう。アメリカではそれまでの実績があり、これが決定打になったわけだ。そしてその基礎を作ったのが「キューティ・ブロンド/Legally Blonde 」(P.136)や 「ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!/Election 」(P.293)といった学園映画なのだ。では学園映画とは何か、本書での定義によればビバヒルでもなく(P.183)、いいとこのボンの集まる学園(P.60)のの話でもない。フツーな学園の話である。価値観からすればMTVムービー・アワード(P.305)的な映画というのが一番分かりやすいかもしれない。 本書は対談形式をとっているが構成はよく練られており、脚注のフォローも細かい。対談の中では原則として役名ではなく、俳優の名前で語られるのも面白い。学園映画の背景となる風俗やお約束等への言及はもちろんのこと、未公開映画も多々触れており、かなりの厚さになっている。重要作を絞って入門編を目指しても良かったかもしれない。 個人的にはモリー・リングウォルドに魅力を感じないので(当時騒がれたカレッジ系バンドが今聞くとたいしたこと無いのと似ている)、90年代以降のヒロインや映画のほうが好み。 本書にあるように学園映画やその変形である学園ホラーは映画ファンにとっては新人発掘の場でもある。本書で触れられた若手俳優で、日本で人気出るのは誰か?などと思いながら読むのも楽しい。テレビドラマの関係者のみなさん、いい元ネタ本になりますよ! 学園映画を日本で盛り上げるのにはどうすればいいのか、とりあえず「チアーズ!/Bring It On」(P.145)をゴールデンでやってください。 映画名索引はついているが、人名索引がないのは最大の欠点。
17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ティーンエイジャーたちと夢見る心を失わぬ大人のための本,
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レビュー対象商品: ハイスクールU.S.A.―アメリカ学園映画のすべて (単行本)
アメリカ学園映画を語らせたらこの人たちの右に出る人はいない、山崎まどかと長谷川町蔵コンビの著書。このふたりの学園映画レビューのひそかなファンである私には感涙物の作品。スクールカースト、アメリカの政治背景等を緻密に語りつつも、彼らはジョン・ヒューズ、ケヴィン・スミスのようにティーンの心を失わずに学園映画を熱く語っている。 どうか、クラスの女王格の女の子も、アスリート目指してスポーツにいそしむ運動部員も、オタ談義に花を咲かせる文化部員も、学校に失望した登校拒否児も、そして学校に対して甘美な想い出を抱いた大人たちも逆に苦渋まみれの十代を噛み締めた大人たちもどうか読んで欲しい。 この本には私たちの思い出が詰まっているから。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
乙女秘宝,
By futaba_412 (北海道札幌市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ハイスクールU.S.A.―アメリカ学園映画のすべて (単行本)
一言で言って画期的。これまで大好きだけど近寄り難かった「映画秘宝」業界に乙女、殴り込みって感じで痛快。勿論、データもレビューも映画史的位置づけも的確で、目から鱗落ちまくり。とにかく読んだ方がいい1冊。
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