見たあとでこんなに爽やかな気分になる作品はめったにないです。
10代というと、どうしても自己中心的というイメージが私の中にはあるので、
10代が主役のドラマは普段はまず見ないのですが、暇だったのでなにげに
見ていたNHKの深夜番組でこの作品に出会いました。
素晴らしいですね。本当に素晴らしい。
バスケ少年と数学の天才少女が偶然デュエットしたことで、お互い好意を持ち
始め、歌と音楽の魅力に取り付かれていく、というストーリーで、一応ラブスト
ーリーですが、キスシーンの一つもない爽やかなものです。
この作品のテーマは、「誰にでも何かできる事がある」だと思います。
スポーツが得意ならスポーツを、学問なら学問を、料理なら料理を…、皆自分が
得意なこと、好きなことをやればいい。それをやれば誰もが主役に、スターに
なれるんだ。そういう内容の歌をフィナーレに歌って、この作品は終わります。
この作品は誰一人否定しないのです。誰もが自分の好きな事をやる権利がある。
そしてそれをがんばっていれば、誰もが主役になる資格がある。見終わった後は
本当にすがすがしい気分になります。
この作品にはリアリティーはないと思います。実際のアメリカの高校生はあんな
に爽やかではないでしょう。しかし、それでいいんだと思います。社会派作品
ではないのですから。
とにかく!この作品は文句なしにおすすめできる数少ない作品です。まだ見ていない
人は、思い切ってDVDを買っちゃいましょう!