作者の高山しのぶ先生が好きで、迷うことなく今回の新刊も手にしました。感触としては“序章”といったところでしょうか。
私自身高山先生を本格的に好きになったのは「あまつき」の6巻を読み終わった時でした。何分、作品の魅力が表れてくるのに時間がかかる作家さんです。(とわたしは感じています。)
絵の好みが別れるのは仕方のないことですが(わたしは好きですが確かにごちゃごちゃしています)、何をしているのか分かりづらいコマもあり、登場人物も多いために二回読んでやっと理解できるといった状況です。コマを飛ばせません。
ただ、あまつきをここまで読んできて、単に絵が綺麗なだけじゃない、ちゃんと展開させていける方だ、という信頼がありますので、様子を見てみる価値はあると思っています。
実際に、「あまつき」の第一巻当時からすれば絵は格段に上手くなられていますし、キャラの作り方にも上手さを感じます。(ただあのキャラに関してはあの作品で一番人気の彼にしか見えないのですが…)
「あまつき」を手懸けたという実績を、確かに見ることができると思います。
なんだか偉そうになってしまいましたが、高山先生にそれほど思い入れが無いのでしたら続巻の出来で判断するも良し、買ってみても損は無い作品であるとは思います。