今までいったいイングウェイはアルバムを作って来たか正確な数は知らないけれども、実はイングウェイのギターの音質とニュアンスはこのアルバムがベストだと思う
駄作も少なくない彼だが、他にもセブンスサインとかインスピレーションとか素晴らしいアルバムも作っている でもこと生のギタリストとしての彼のトーンと歌心は実はこのアルバムで一番良く出来ている
おそらく、スエーデンからギターで身を立てるべくやって来た彼が、一生に一度,渾身の心技をこめてソロを磨き上げることに集中したからではなかろうか
ネオクラシカルの強烈なスケール感と正確なリズム割り、そしてかつ猛烈なスピードは言うまでもないけれど、軽い歪みのストラトを通して凄く伝わってくる 歌心が唯一無二の輝きを持っていると思う
その後は超人的ギターヒーローの名声を恣にして、そして驕って慢心して、車で人身事故を起こし、体格やルックスとともにギターのクオリティも落ちて行った気がしてならない
一番ストイックな頃のイングウェイの本当の素晴らしさが聴けるとても重要な一枚