ノーベル賞は以下の6部門から構成される。
物理学賞
化学賞
生理学・医学賞
文学賞
平和賞
経済学賞
本書の原題は『Nobel Prizes and life Sciences』「 ノーベル賞と生命科学」であるので、
中心は生理学・医学賞と化学賞。物理学賞についても若干触れられているだけである。
故に、平和賞に働く西側世界の政治的意図とか、経済学賞の受賞者選びの誤謬とか、
文学賞はどんな人物がどんな本をどのくらい、何語で読んでいるのか、といった疑問には答えていない。
そこを望む人には期待はずれである。
ところで、選考後50年はその経緯を明らかにしないのがノーベル賞の決まりなのだそうである。