タイトルを信じて購入しましたが、「ノン・プログラマ」が
独学で学ぶテキストとしてはおすすめできません。
説明不足だったり、意味をとりにくかったりする箇所が多々あります。
ネットで調べ、欄外に補足を書き入れつつしばらく読み進めましたが、
「10日間」で終えるのは絶対に不可能です。
誤植が多いのも問題です。
一応出版社のホームページに正誤表があるものの、
すべてはカバーされていません。
右も左もわからない初心者は、この誤植のせいで余計に混乱してしまいます。
ウケの良さそうなタイトルを適当につけ、
校正もいい加減にしかしなかった編集者には猛省してもらいたいです(笑)。
私は結局、書店でいくつかの入門書をじっくり比較して、
同じ翔泳社から出ている『独習PHP』を買い直しました。
こちらは一見硬派に見えるものの、かゆいところに手が届く懇切丁寧な解説で、
『ノン・プログラマのためのPHP入門』で理解できなかったところが、
ずばっと簡潔平明に説明されており、軽い感動さえ覚えました。
すいすい読み進められます。
『ノン・プログラマのためのPHP入門』のメリットは、
「ノン・プログラマが10日間で理解できる」ことではありません。
他の方も書かれているとおり、「実務を意識した内容になっている」
という点にあると思います。
エラーの原因になる文字化けについての説明が詳しかったり、
用途の限られるSQLiteではなくMySQLがデータベースに採用されていたり、
課題として作るのがすぐに実務で応用できそうなアンケートフォームだったり。
ですので、別の入門書で基礎を築いた上で、基礎から実務へと
ステップアップするための入門第2段として本書を利用するのが
ベストではないでしょうか。
ちなみに、どのPHP入門書も同じだと思いますが、
HTMLの知識は必須なので、知らない人は先に勉強しておきましょう!