単なる杖突き歩行と侮るなかれ!
杖を振り、後方に押し出すことで上体も利用し、ウォーキングや速足よりも心拍数を上げ、消費カロリーを増やすエクササイズであると、人を使った実験により導き出している。
ポールと靴さえあればどこででもできる健康法として、街中を歩くウォーキング族がノルディック族に変わる日も遠くないのではとも思われるが、ウォーキングの基本を『ウォーキング100のコツ―元オリンピック選手が教える』などで 身につけた上、本書でポールの使い方を学ばれれば、更に分かりやすいだろう。
その点で、本書の写真と説明だけでは少し不足。
先駆的に取り入れている自治体例も上げておく。
長野県御代田町では、普通の歩行よりも上半身の運動効果が高く、体重を4点で支えるためひざなどの負担が軽いとして推奨。
健康づくりや介護予防の方法として重視し、2009年9月から専用ポールの購入に1人2千円の補助も実施し、大会も行い普及に力を入れている。