曲目リストは輸入盤の頁を参照。ただし、日本盤の方が1曲多く、これがワイクリフ・ジョンとの素晴らしい共演・佳曲なので、日本盤の方がお薦めだ。各曲・演奏の解説も詳しい。
ノラのデビュー前の録音(M17)からこの夏の録音(M11)まで、ノラの他のアーティストとのコラボを集めたアンソロジー。自身のCDやDVD、自身の覆面バンドのCDに収録の曲(M15、18、7)もあるが、ノラ名義の作品には未収録がほとんど。私自身、ノラがロキシー・ミュージックのモア・ザン・ディスをカバーしていたとは知らなかった。同曲を始め、H.ハンコックのJ.ミッチェルへのトリビュート作収録曲(M16)、ブルー・バイユー等のカバー曲はアレンジが面白い。
ボサノヴァ風あり、ジャジーな味付けあり、ヒップホップ系あり、カントリー色の強い曲あり、と実に多彩で、まさにノラが、レギュラーバンドとの活動以外の「自由時間」を楽しんでいる趣だ。
こうして多数のコラボ曲を聴くと、ノラ節の芯を崩すことなく、コラボ相手に合わせる柔軟性と、10年の間に色々なヒントを得てきたことがわかる。好企画だ。