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49 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
猫の愛し方,
By
レビュー対象商品: ノラや (中公文庫) (文庫)
いつのまにか一緒に暮らし始めた猫(ノラ)が、ある日突然消えてしまった。そのたったひとつの出来事が、いかに大きな悲しみを生み、今日を変えてしまうか。 何をしていても、何処にいても、些細なきっかけで思い出し、涙が出る。 その繰り返しが延々と綴られています。 そしてその悲しみを癒すために現れたようなもう一匹の猫(クル)。 「ただ一つの心遣りは、帰つてこなくなったノラと違つて、してやり度いだけの事はみんなしてやつた。クルがしたがつた事はみなさせてやつた。」 この一節を読むだけでも、作者がどんなに真剣な愛情を注いだか想像できると思います。
24 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
切なく、ほの甘い,
By カスタマー
レビュー対象商品: ノラや (中公文庫) (文庫)
ノラとクルツを巡る騒動は、「おかしくて笑える」というよりも「切なくて悲しいのに読後感が暖かい」というほうがふさわしいのではなかろうか。個人的には、失踪したノラ以上に、クルツのくだりが印象深い。クルツの好きなお刺身の話が急転直下で状況が一変する描写には「…あっ」と思った。解説で引用された手紙も心温まるもので、ノラ失踪時、百鬼園先生のそばにいた人の語るエピソードも含め、最後の1ページまでよかった。旧仮名使いが、やはり合う。 百鬼園先生の人となりを味わう良著である。就寝前に読むと優しい気持ちになれる1冊。
32 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ノラやノラやノラや。,
By
レビュー対象商品: ノラや (中公文庫) (文庫)
雑誌などの色々な猫特集では必ず挙げられ、猫好きなら一度は読むべし、と言う名著。内田百間ならではの文章が文句無しに心を揺さぶります。「合点のいかない顔で抱かれていたノラ」というくだりが大好きです。ノラはどこへいったのでせう。
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