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ノラや (中公文庫)
 
 

ノラや (中公文庫) [文庫]

内田 百けん
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ふとした縁で家で育てながら、ある日庭の繁みから消えてしまった野良猫のノラ。ついで居つきながらも病死した迷い猫のクルツ―愛猫さがしに英文広告まで作り、「ノラやお前はどこへ行ってしまったのか」と涙堰きあえず、垂死の猫に毎日来診を乞い、一喜一憂する老百〓先生の、あわれにもおかしく、情愛と機知とに満たち愉快な連作14篇。

登録情報

  • 文庫: 321ページ
  • 出版社: 中央公論新社; 改版 (1997/01)
  • ISBN-10: 4122027845
  • ISBN-13: 978-4122027848
  • 発売日: 1997/01
  • 商品の寸法: 15.2 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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54 人中、52人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
猫の愛し方 2005/11/5
By penft
形式:文庫
いつのまにか一緒に暮らし始めた猫(ノラ)が、ある日突然消えてしまった。
そのたったひとつの出来事が、いかに大きな悲しみを生み、今日を変えてしまうか。
何をしていても、何処にいても、些細なきっかけで思い出し、涙が出る。
その繰り返しが延々と綴られています。
そしてその悲しみを癒すために現れたようなもう一匹の猫(クル)。

「ただ一つの心遣りは、帰つてこなくなったノラと違つて、してやり度いだけの事はみんなしてやつた。クルがしたがつた事はみなさせてやつた。」

この一節を読むだけでも、作者がどんなに真剣な愛情を注いだか想像できると思います。
「ノラや」「クルや」と呼びかける作者の声が聞こえてくる一冊。

このレビューは参考になりましたか?
29 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
ノラとクルツを巡る騒動は、「おかしくて笑える」というよりも「切なくて悲しいのに読後感が暖かい」というほうがふさわしいのではなかろうか。個人的には、失踪したノラ以上に、クルツのくだりが印象深い。クルツの好きなお刺身の話が急転直下で状況が一変する描写には「…あっ」と思った。

解説で引用された手紙も心温まるもので、ノラ失踪時、百鬼園先生のそばにいた人の語るエピソードも含め、最後の1ページまでよかった。旧仮名使いが、やはり合う。

百鬼園先生の人となりを味わう良著である。就寝前に読むと優しい気持ちになれる1冊。

このレビューは参考になりましたか?
35 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
雑誌などの色々な猫特集では必ず挙げられ、猫好きなら一度は読むべし、と言う名著。内田百間ならではの文章が文句無しに心を揺さぶります。「合点のいかない顔で抱かれていたノラ」というくだりが大好きです。ノラはどこへいったのでせう。
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猫好きにはその描写の多くに同感できます。
作者の悲しみには一緒に泣けてしまいたまらないのですが、... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: nora
「猫ヲ探ス」
猫についてのエッセイが数編収められている。
飼い猫のノラがいなくなってからの著者の落胆ぶりは読んでいて心配なほどだ。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/17 投稿者: こげちゃん
ノラや
最近の新聞記事にこの本の読者の感想が寄せられており、猫好きさんと猫が苦手な方で好き嫌いがはっきり分かれていたのが印象に残りました。百間先生は可愛がっていた猫の失踪... 続きを読む
投稿日: 2010/4/4 投稿者: 白くま
また読みたくなって…
大分前の著書なので、私も読んだのは数十年前。 懐かしい大切な思い出のように時々思い出す「ノラや」... 続きを読む
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元気でいるかい?お前は何処へ行ったのかノラよ!
猫好きではないと思われる著者がひょんな事から住ついた野良猫に対する愛情がヒシヒシと... 続きを読む
投稿日: 2009/10/30 投稿者: 春野夢子
帰っておいで
猫好きの間でひそかに話題になっていた本。
廃刊という噂で、確かにその時は本屋・古本屋を回っても1冊も見つからなかった。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/29 投稿者: アヤ先生
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