上記の内容説明に「1943年、第二次世界大戦の渦中、敵艦からの攻撃を受けてバミューダ海域で消息を絶った」とあるが、
この海域は「バミューダ海域」ではなく、「北海海域」。
常識で考えても1943年に、イギリス海軍の潜水艦が戦争真っ最中に、わざわざ「バミューダ海域」まで
なんで行かなあかんねん!
おまけにそんな海域までドイツの戦艦がウロウロせなあかんねん!?
一本でも多くこのDVDを売りたかったら、販売元はアマゾンに訂正させるべきだろう。
あらゆる分野での製品で、売る側に「売る気」がないモノで売れたモノは、ほとんどない!
1943年の第二次世界大戦中にドイツの戦艦に撃沈させられたはずの、当時のイギリス海軍の潜水艦「スコルピオン号」が
東西冷戦真っただ中の1981年7月に、バルト海(スカンジナビア半島とヨーロッパ大陸に囲まれた狭い海域)で
突如としてソ連の軍艦の目前に浮上する。
内部は、ほとんど錆ついておらず、外観も当時のままだっただけでなく、乗組員も見つからなかった。
結局、この不思議な潜水艦は、イギリスへ引き渡され、調査されることになった。
そこで、イギリス海軍情報部のトラビス中佐は、この潜水艦を修復して、
当時と同じ航路をもう一度たどることで、原因を究明しようとした。
彼は、当時の「スコルピオン」での唯一の生存者で、今は大学教授のハーディを
強引に乗船させ、沈没当時の記憶がなくなったハーディに記憶を取り戻させることで、
今回の出来ごとを冷戦時での対ソ連工作に使えないかと密かに考える。
しかし、航海が進むにつれて、その「スコルピオン」艦内で、ハーディに幻覚が生じ、
やがては、トラビス中佐も次第に正気を失っていく・・・。
ついに、近づいてくる国籍不明の潜水艦から魚雷攻撃を受けて、報復攻撃で相手を撃沈する事態が起こり、
艦内全体で不思議な現象が起こり始める。
スコルピオンが丸ごと、第二次世界大戦中に沈んだ当時にタイムスリップしたかのように思えてくる。
同様に身元不明の戦艦らしき船を魚雷で沈めて急浮上してみると、
上空に現れたのは三機の戦闘機。しかも、第二次世界大戦末期の「メサーシュミット」だった!
このメッサーシュミットからの銃撃で艦長が撃たれて海に投げ出されると、
トラビス中佐が艦長として全権掌握し、彼の正気はさらに失われていき、
ついに今現在が1943年だと思い込むようになってしまう。
この異様な事態に、ハーディは残った乗組員を脱出させ、
一人でトラビス中佐と対決しようとする。
しかし、トラビス中佐はスコルピオンをソ連の領海内へ侵入させ、
海岸の工業地帯へ向けて魚雷攻撃をしかけようとする・・・。
それを必死に阻止しようとするハーディとトラビス中佐の一騎打ち・・・。
いわゆる、タイムスリップがらみのお話で、
潜水艦内部の描写は、低予算の2006年度のTV映画ながらうまく作りこんでいる。
最後にはちゃんとオチまであって、それなりにうまくまとまっていると思われる
IMDbの評価点は、6.3点(10点満点で)。
私は、このDVDを500円で購入したせいもあるが、3点は上げてもいいだろうと思う。