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舞台はとある男子校の寮である松籟館。
冬休みに各々の理由を持ち、寮に残る居残り組となった美国、光浩に寛治。そして通学組である統。
お互い"嘘"を1つ含めた告白大会。
互いに干渉しあうことなく、馴れ合うことなく過ごす術を知っているはずの4人の本音に隠してたこと。
町外れの男子校の寮。松籟の音。白い服の人。赤い爪。消えた幽霊。開け放たれた扉。
いくつかミステリー要素がちりばめられている、そんな作品。
いくつかミステリー要素があるわりには、ミステリーな感じはしない。
心理戦がたくさんあるわけでもない、だけど少年たちの洞察力の良さは恩田作品ならではという感じもする。
いつもと違う雰囲気もたまにはいいなって思えた。
完全なるミステリーを求めてる人にはおすすめできないが、そうでないのなら、
これからは生まれることのないこの作品の雰囲気、世界観をぜひ味わって欲しい。
恩田陸さんの学園ものというとミステリーホラーが多いですがネバーランドはその雰囲気は後ろに隠れておりはじめて恩田作品を読む人も他の作品を読んだことがある人もこんな学園小説があるんだと感じられます。
そして、ドラマはみていないのですが読んでいてドラマになる作品だなぁ。と感じました。スピード感もあり凄く一日一日に色々なことが凝縮されていって7日間の話を書いているのにもっと長い間の話を書いたかのようです。また、主要な登場人物の4人の性格が違うのでその性格の違いも読んでいて面白いです。読み終わった後高校という限られた時にこの本のような体験をしたい!と、感じさせてくれました。
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