本書はウィニー事件とインターネットの歴史を通して、科学者・技術者vsビジネス・権力という対立を描いているように思いました。
ウィニー事件では、技術vs著作権の構図を詳細に描き、現在の著作権ビジネスは限界に来ていると指摘します。
また、インターネットの歴史は、技術vsビジネス・権力の歴史を通じて、科学者・技術者が描くネットの理想像が国家戦略・企業活動に飲み込まれていく様子を描いています。
また、本書を読む限り、日本企業はIT革命に翻弄され、未だ新たなビジネスを構築できずにいるように感じました。
結構お勧めです。