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ネットいじめ (PHP新書)
 
 

ネットいじめ (PHP新書) [新書]

荻上 チキ
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

インターネットはいじめの温床、匿名ゆえに陰湿な誹謗中傷の嵐。
「子どもたちを守れ!」を合言葉に、ネットやケータイの使用規制が叫ばれる。
はたしてこれで、いじめは減るのか?

「学校裏サイト」を利用する子どもたちの生の声を分析すると、
ネット空間は現実の人間関係の延長にあり、要は使う人間の質と環境が問題だとわかる。
そしてそこには、空気を読まなければ叩かれる現代の若者事情が見え隠れする。
学校でも、職場でも簡単に見えるようになった<陰口>。
この息苦しさの正体が明らかになる。

【内容紹介】
つくられた「学校裏サイト」不安/ほとんどが口コミで広がることの意味/
「ネットいじめ」はネットのせいなのか/陰口が本人に見られたケース/
「いじめられ」なくても「いじられ」る可能性/「コミュニケーションの網状化」を生きる私たち/
キャラをめぐる病/ウェブ・コミュニケーションの未来/問われるべきは「大人の側の成熟度」
etc.

内容(「BOOK」データベースより)

インターネットはいじめの温床、匿名ゆえに陰湿な誹謗中傷の嵐。「子どもたちを守れ!」を合言葉に、ネットやケータイの使用規制が叫ばれる。はたしてこれで、いじめは減るのか?「学校裏サイト」を利用する子どもたちの生の声を分析すると、ネット空間は現実の人間関係の延長にあり、要は使う人間の質と環境が問題だとわかる。そしてそこには、空気を読まなければ叩かれる現代の若者事情が見え隠れする。学校でも、職場でも簡単に見えるようになった“陰口”。この息苦しさの正体が明らかになる。

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2008/7/16)
  • ISBN-10: 4569701140
  • ISBN-13: 978-4569701141
  • 発売日: 2008/7/16
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ミヤコ トップ100レビュアー
形式:新書
筆者もあとがきで書いているように、本書では、近年様々なところで
社会問題としても取り上げられる「ネットいじめ」を中心に、データや
引用を多く用いて書き上げている。ネットいじめを包括的に捉えるために、
ケータイ文化や、学校文化、キャラ問題、ゾーニング、プロフなど、
周辺のことにもふれているのも本書の特徴である。

ネット掲示板に誹謗中傷を書かれて自殺事件まで起こったりすることで、
ネットいじめの温床になっている「学校裏サイト=悪い文化」という
風潮に対しては、データや引用を用いることで、客観的に事態を把握
する必要がある旨を主張する。確かに「可視化」される点が違うものの、
今までも起こっていたいじめと本質的にそれほど大きく相違するもの
ではない、という旨の主張を投げかける。
しかしながら、ネットいじめは、ネットを使ったものであるが故に、
書かれた内容がずっと残ってしまうこと、そしてそれが何度も人(第三者
も含めて)に見られることがあり、そしてその「匿名性」は今までの
いじめの「隠れて行う」匿名性とは明らかに本質的に異なる、といった
「ネットいじめ特有」のことについては十分にふれらていないことは気になった。

書いてある内容については、各人で感じるところが異なるであろうが、
全体としてよくまとめられており、なるべく中庸的にネットいじめと
その周辺の事態を見ようという筆者の姿勢が窺える本である。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By たこやき21 トップ1000レビュアー
形式:新書
ネットはいじめの温床。学校裏サイトは、匿名ゆえに誹謗中傷があふれている。そして、「子供を守れ」の言葉のもと、その規制が叫ばれる。しかし、本当に、いじめの温床なのか? 規制することで守られるのか?
最近、こういうテーマの書籍が多いが、その先駆けとなった『学校裏サイト』(下田博次著)辺りとかなり印象が異なる。
本書ではまず、「学校裏サイト」を巡る言説と、そこに多分に含まれる誤解・誇張を検証。続いて、実際の状況を利用者の声、さらに各種調査から検証する。そして、ネットいじめの構造を検証し、まとめる、という構成。
読んでいて感じるのは、非常に丁寧に論考されている、ということ。下田氏の著書では、かなり誇張などが多く「恐怖を煽る」表現がされており、また、ネットの存在のない時代との比較がないなどの問題がある。それらに対する批判なども実に納得のできるところである。
著者が訴える最大のメッセージは「ネットの人間関係は、現実の人間関係の延長線上にある」というもの。特に、学校勝手サイト(本書では、裏サイトではなく、勝手サイトと表記する)のようなものでは、その傾向が強い。また、その中でも、「キャラづけ」が重要な位置を占めている。そして、そのようなものを考察しないで、ただ、規制することで解決という現状の流れが極めて危ういことは言うとおりだろう。非常に納得のできる内容であった。
著者が認めるとおり、本書の中で示される各種調査は、サンプリングなどに偏りがあり、それをそのまま信用するのは難しいだろう。また、キャラづけの重要性という意味では、説明が不可欠なのだが、4章の説明の部分はちょっと長く、本題から外れているように感じたところはあった。
学校裏サイト、ネットいじめ、なんていうものを考察する際に、良いテキストになるのではないかと思う。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
本書は、学校勝手サイト、プロフサイト、SNSなどを少なくはない量のデータで分析し、ケータイ文化や学校における人間関係、(演じるものとしての)キャラ、(フィルタリングなどによる)ゾーニングなど広汎な事柄を扱いながら、「学校勝手サイトは裏サイト」「プロフサイトは個人情報の流出させる危険なもの」「SNSは援助交際や性犯罪の入り口」であるかのようにマスコミが作ったイメージが必ずしも実態を反映していないことを指摘し、ネットいじめが現実の人間関係を可視化したものでありインターネットや携帯と言った技術が作り上げた新しいいじめではないことを指摘すると共に、子供とネットの関係の実際を明らかにしようとしている。

親と子、学校と生徒の間に外部性が入りやすいメディアがもたらされる度に「子供を○○から守れ!」との声が上がるが、今度はネットがやり玉にあげられ、フィルタリングを法制化する議論がされるまでにそれが進んでいる。この時に(文章がこなれていなかったり同じ事を何度も繰り返し述べたりして冗長になることがあるものの)地に足をつけてネットいじめを論じている本書は良い視点を提供するだろう。
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「学校裏サイト」の誠実な分析
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メディアで批判される「学校裏サイト」。
その実際とはどのようなものか、... 続きを読む
投稿日: 2008/8/6 投稿者: 九月
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