「しずくのぼうけん」でおなじみのボフダン・ブテンコが絵を描いています。「しずくのぼうけん」の絵とは異なり、主人公のネッシーと妹のネッティーはカーキにオレンジの水玉が少しついた珍しい色あいです。絵のラインもくっきりと黒く、今の作品とは趣きが異なります。
物語は、ネッシーとネッティーが海のほらあな探検に出かけて帰ってくるまでの話です。さめに襲われて助けてくれたおおだこ、疲れたネッティーをのせてくれたかめ、など海が舞台になっています。さめ以外はとりたてて特別なエピソードもありません。行って帰ってくる話です。
しかし、幼児は行って帰ってくる話が大好きです。小さな冒険の後に家に帰ることは安心であり、物語と現実が違うことを意識するようです。幼児のための絵本です。1979年発行。1982年にも再販されています。