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49 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
ここが西尾維新の分岐点だった。そして西尾維新はラノベ作家になることを選んだ。,
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レビュー対象商品: ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) (新書)
「自分が作家となった意味がこのシリーズにはある」と作者本人が語っていた西尾維新の代表作「戯言シリーズ」の最終巻。 だが、前作ヒトクイマジカルまでに見られる溢れる様な才能の奔流はもはや殆ど残っていない。これまで思わせぶりに散りばめて来た伏線を何一つ解決することなく、かと言って物語をよりドラマチックで見逃せない展開に発展させることもなく、ただだらだらと書き流されたかのようなストーリー。 適当なおためごかしでページ数を稼ぎ、有耶無耶のままに物語を閉じてしまう様はまさに戯言なのだろうが、最後の最後になってこんな終わり方というのは大半の読者を辟易させたことだろう。 「クビキリサイクル」で発揮した本格ミステリスピリット、 「クビシメロマンチスト」を三日で書き上げたという創作への情熱、 「サイコロジカル」で見せた主人公いーちゃん(そして作者自身にも重なるような)の痛々しいまでの切実さ、 そうした各作品にこめられた「情熱」とでもいうべきものがこの作品からはまったくといっていいほど感じられない。 まさにこの作品こそが、西尾維新がここから先、小説に対してどう取り組んでいくかを決定付けたのだと思う。 そうして西尾維新は完全な(萌え)ラノベ作家になることを選んだ。 無論、「(萌え)ラノベ作家」を非難する気は毛頭ない。読者のニーズに合わせてキャラ萌えを書き、作品を連発する。それは誰にでも出来ることではない、素晴らしい才能である。 ただ私は、西尾維新がもっと他のベクトルへ才能を向けた作品を見てみたかった気がする。
27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
書かれなかったほうが良かったとさえ思える完結編,
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レビュー対象商品: ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) (新書)
☆ひとつをつけるためだけにレビューを書いています。書ける筈の全力を出さないで書き飛ばしたという印象の完結編。 本当に同じ作者が書いたのか?と思えてくる。 最後に来て3冊もかけて、ストーリーの流れをことごとく断ち切り、伏線を全て投げ出し、前作と同じオチ(vs哀川戦)に持ち込んでどうしようというのだ。 おまけに、登場人物が全てニセモノっぽい。 最後まで哀川さんが「彼女」であるというオチが待っているのでは、小唄さん=哀川さんではないかと疑い続けてしまうほど。 もっともユニークな存在であるはずの玖渚ですら、ウソっぽい。 同じシチュエーション、登場人物を使って、もっと違う調理方法もあったであろうに。 今までが楽しかったからこそ、この作品は辛い。好きだったからこそ、悲しい。もっと丁寧に終わらせて欲しかった。 作者も、出版社も、あまり読者を舐めて欲しくないと思った。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
戯れ言シリーズの最終章、その3。予定調和こそ命。,
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レビュー対象商品: ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) (新書)
戯れ言シリーズもこれで読み納めだと思うと寂しい気分でした。結局、八方丸く収まり、よかったねのハッピーエンディング。でも玖渚友といーちゃんってこんなんでいいんでしょうか?少々拍子抜けしてしまったラストでした.残念!
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