奈良一平「ネコあね。」3巻。
巻が出る度に物語の内容が素晴らしくなっていく。お互いを気遣う気持ちだったり、そこで付ける折り合いだったり
家族を大切に思う気持ちだったり・・・始まりこそベタだったが
どんどんそういった優しさの演出が上手くなっていってる印象で、第13話では思わず泣いてしまった。
それまで歩んできた人生だったり
これから歩んでいく人生だったり、そんな彼の、銀ノ助のそれまでとこれからをそっと肯定してくれるような
読んでいく内に心がだんだん温かくなって胸がいっぱいになってしまうような
その水面下で複雑な気持ちが揺れ動いていたり、と
読めば読むほど深みが増していくような物語になっていて。今回は全部の話が水準以上の出来で、実際の風景をモデルにした
素朴な作画も温か味のある物語には非常に似合っています。
ここまで良い作品なのに、まだ全然読まれてない気もするので、是非読んで温かい気持ちになったり
色々と考えたり、単純に杏子の可愛さを楽しんでも良いし・・・一度は触れる価値あると思う。
という訳で実直に感動してしまった3巻目でした。 オマケ漫画までニヤニヤ出来るのもまたサービス精神旺盛です。
早瀬さんの可愛い部分が堪能できるので雑誌で読んでる方も是非というところ。
特に言葉にする必要もないくらいいたわりが直で伝わってくる作品。
銀ノ助も、杏子も、お婆ちゃんもみんな本当に家族想いでなんだか読んでて泣けてきます。