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ネグレクト 育児放棄―真奈ちゃんはなぜ死んだか
 
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ネグレクト 育児放棄―真奈ちゃんはなぜ死んだか [単行本]

杉山 春
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (35件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

第11回小学館ノンフィクション賞受賞作
ネグレクト【neglect】育児放棄。子供に食事を満足に与えなかったり、病気やけがを放置したり、長期間入浴させないなど保護者としての責任を放棄する行為で、児童虐待の中でも近年急増している。2000年12月10日、愛知県名古屋市近郊のベッドタウンで、3歳になったばかりの女の子が20日近くも段ボールの中に入れられたまま、ほとんど食事も与えられずにミイラのような状態で亡くなった。両親はともに21歳、十代で親になった茶髪の夫婦だった。なぜ、両親は女の子を死に至らしめたのか、女の子はなぜ救い出されなかったのか。3年半を超える取材を通じてその深層に迫った衝撃の事件ルポルタージュ。

内容(「BOOK」データベースより)

3歳の女児は段ボール箱でミイラのように餓死していた。2000年12月10日、愛知県名古屋市近郊のベッドタウンで、3歳になったばかりの女の子が20日近くも段ボールの中に入れられたまま、ほとんど食事も与えられずにミイラのような状態で亡くなった。両親はともに21歳、十代で親になった茶髪の夫婦だった。なぜ、両親は女の子を死に至らしめたのか、女の子はなぜ救い出されなかったのか。3年半を超える取材を通じてその深層に迫った衝撃の事件のルポルタージュ。第11回小学館ノンフィクション大賞受賞。

登録情報

  • 単行本: 253ページ
  • 出版社: 小学館 (2004/11)
  • ISBN-10: 4093895848
  • ISBN-13: 978-4093895842
  • 発売日: 2004/11
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (35件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 365,393位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By chai
形式:単行本
「虐待をする親は鬼。特別な人たち」という認識を完全に覆された気がします。虐待を起こした遠因とされる両親の生い立ちも、それほど特別なものではなく、むしろどこにでもありそうなものです。

彼らの立場に立って描かれたこの本を読むと、彼らはけして「鬼」ではなく、「問題から徹底的に逃げる弱い人間」ということがわかります。

このケースは、程度が過ぎていたとはいえ、いつでも、どこでも起こりうることなのです。

とはいえ、だんだんと「生きる意欲」を失っていくまなちゃんに、途中から涙が止まりませんでした。

ぜひ多くの人に読んでもらいたいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
78 人中、72人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
近年ニュースを騒がせて止まない幼児虐待だが、攻撃的な暴力と異なり、育児を放棄するといった形で子殺しに至る「ネグレクト」について、この本は他に類を見ないリアリズムに満ちている。
2000年に起きた事件を3年半という月日をかけ追求して行った著者が、やはり一人の母親として、育児の苦しみや喜びを現実に知っている身だからこそ、ここまで真実に肉迫できたのではないだろうか。
私も就学前の幼児を二人抱える母親だが、聞き分けのない子供に対して何度も、カッとなって衝動的に手をあげた事がある。
若い母親が子供を虐待すると報道されれば、知ったふうな男達がともすれば大家族復帰を声高に唱えるが、これはそんな単純な問題ではないのだ。
現に、私は姑と完全同居しているが、むしろそれがストレスになり、やり場のない怒りが子供に向かってしまう事が多々あった。
段ボールに娘を入れて餓死させた母親も、姑は積極的に彼女の育児に干渉していた。
おそらく、現在進行形で育児に関わっている若い母親の半数以上は、核家族・大家族のどちらでも、この事件の当事者「雅美」の気持ちが、程度の差こそあれ、悲しいことに理解できてしまうのではないだろうか。
それでも虐待に至らずに済んでいる母親達は、私を含め、皆、必死で自分と闘っているのだ。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
3歳の子供が両親から何の世話もされずダンボールに入れられ餓死。
この衝撃的な事件はいまだ記憶に新しい。
この本を読んで驚いたのがこの女の子が亡くなる前
この子の事を気にかけていた大人がたくさんいた、ということだ。
両祖母、ご近所、保健師、医師・・・
それぞれが女の子の事を気にかけ、両親にも少しずつ働きかけている。
にもかかわらず、最悪の結果を迎える。
みんなの心の中に「大丈夫だろう。」と良い方に考えたいという心理が働き、もう一歩踏み込めないままに・・・。
どこでも起こりうる事件だ、と思った。
周りの大人は虐待を受けている子供をどうやったら救えるのか。
今の日本で、果たして救ってくれる機関があるのか。
とても考えさせられる1冊だ。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
虐待は負の優性遺伝なのか
... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: Visioncrest
深く考えさせられる1冊です
 筆者が自分の意見や感情を押し出さず、丹念に取材をして書かれた、事件の本質に迫るルポタージュです。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: tomomo
他人事ではない世界の話…との論調で書かれていましたが
加害者と同年代、そして現在乳児を育児中なので手に取りました。

全般に、決して他人事ではない世界の話…との論調で書かれていましたが... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: アマゾン花子
子育ての大変さ
今、2歳の子供がいる私がこの手の本を手に取ると、虐待してる、とか虐待予備軍とか言われそうだが。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: mana2620012
他人事ではない
ネグレクトはやはり他人事じゃないってリアリティをもって再認識できた本。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: マキ
悲しい虐待の連鎖
... 続きを読む
投稿日: 2009/8/6 投稿者: ちよりん
許せない!!
許せない。
このひとことにつきる。
だが・・・この若い母親は実に孤独だったことも否めない。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/25 投稿者: ららら
実在の児童虐待事件に多面的に挑んだ良書
2000年12月、3歳になったばかりの女の子がミイラのようになって亡くなった。
その直接の原因は、両親による育児放棄(ネグレクト)だった。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/15 投稿者: タカニシ
加害者の親の更にその背景・・・
本書はネグレクト(育児放棄)の末、餓死した幼い女の子の事件を丹念に取材したノンフィクション... 続きを読む
投稿日: 2008/3/22 投稿者: sterntaler
この事件を生み出した人間関係と社会構造のありかたを問う
目に見える暴力や残酷さよりも、真奈ちゃんの両親とそのまた両親の、醜悪なまでの無知と短絡さを浮き彫りにし、そこに介入し導くことの難しさを感じさせる本。自分自身が不適... 続きを読む
投稿日: 2007/12/27 投稿者: ベンタ
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