著者の言語感覚の鋭さは、ちょっとした表現の日英の転換に如実に表れる。ああ、この表現は日本語だとこれに当たるのか!の連続だ。
市井の学習者にとっては、「『日米口語辞典』は今見直すと真っ赤になるぐらい修正個所がある」とおっしゃるぐらい常に進化し続ける著者の進化は、こうした著書やネット番組で触れるしか感じる手段はない。この本は、「一息英語」シリーズの続編のような感じだが、また何処かで新日米口語辞典を編むとしたら、その一部に吸収されても良いぐらいの本だと思う。
なお、付属CDは、敢えて巻末に載せた最初から1/9ぐらいまでの表現を使った会話を、著者とネイティブが録音したもので、本冊全体の表現を録音したものではない。自由会話を代わりに加えてはいるが、このCDの作り方は疑問が残った。