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私のような30代の日本人はたとえアメリカ人の友人相手であっても本書に出てくるスラングの多くは「今どきの若者風」過ぎて口にすることはほとんどないと思います。性愛に関するスラングをたっぷり紹介してくれていますし、「ゲロを吐く」だの「クソをする」だの、かなりお下劣な表現のオンパレードと思われる部分もあります。
しかしタイトルが語るようにこれはアメリカの映画やテレビドラマを楽しむ上で格好の書だといえるでしょう。
たとえば「Ta-ta.」(バイバイという意味:117頁)は「ハンニバル」でレクター博士が何度か使っていた言葉ですし、「イライラさせる」という意味で使う「eat」(217頁)はジョニー・デップの映画「ギルバート・グレイプ」の原題「What's Eating Gilbert Grape」の中に隠れています。
この他にも映画の中で耳にすることの多い表現がたっぷりと紹介されています。
話す必要はないけれど聞いて理解できるようにしておくとお得な表現集、と割り切れば十分価値アリです。
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