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ニート―フリーターでもなく失業者でもなく (幻冬舎文庫)
 
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ニート―フリーターでもなく失業者でもなく (幻冬舎文庫) [文庫]

玄田 有史 , 曲沼 美恵
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (63件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 560 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

<推薦の言葉>
彼らは人生を放棄したわけではない。
立ち止まって、自立の芽を探しているのだ。
ー村上龍

<内容紹介>
出生率1.29。若年層の経済基盤が弱体するなか、
さらにもうひとつの問題が深刻化していた。2000年に17万人、2003年に40万人、今年
はさらに……。働くことにも学ぶことにも踏み出せないニートが急増している。少子
化が進むなか、日本経済にも根深い影響を与えはじめた「ニート」。この時代の鮮や
かな分析と新しい希望がここにある。

<もくじ>
はじめに/第1章 「ニート」という若者/第2章 ニートに会う/第3章 14歳の
分岐点/第4章 14歳と働く意味/第5章 ニートからの卒業/第6章 誰もがニー
トになるかもしれない/おわりに

<著者紹介>
玄田有史 1964年生まれ。東京大学経済学部卒業。労働経済学を専攻。東京大学社会
科学研究所助教授。若者の雇用に衝撃的な問題提起を行った『仕事のなかの曖昧な不
安』で注目を浴びる(第24回サントリー学芸賞、第45回日経・経済図書文化賞受賞)。
近著は『ジョブ・クリエイション』。
曲沼美恵 1970年生まれ。福島大学教育学部卒。日本経済新聞社を経て、現在はフリー
ライター。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

働くことにも学ぶことにも踏み出せないニート。なぜ彼らは働く希望を持ちながら動き出せないのか―。ニートの現実を追い、またその増加防止策として十四歳の職業体験を綿密に取材し、現代の若者にとっての「働く」ということの本質を見つめ直す一冊。「ニート」の存在を一気に社会に知らしめた話題の書、待望の文庫化。

登録情報

  • 文庫: 290ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2006/08)
  • ISBN-10: 434440825X
  • ISBN-13: 978-4344408258
  • 発売日: 2006/08
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.2 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (63件のカスタマーレビュー)
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45 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書の構築は非常に悪いと言わざるを得ない。一章でニートの実態として人口数や収入といった基本情報をあげ、2章からは突然実際のニートに会う、というドキュメンタリー調(具体例というレベルを逸脱してしまっている)になり、3章ではなぜかニートとは直接の関係がない不登校対策と言う面から公立中学校の職業体験へと話が移り、4章ではまたしても具体例から逸脱した職業体験のドキュメンタリー調で、5章もやはりドキュメンタリーで最終章では突然働くということへのレクチャーとなる。

ばらばらであり読むのがつらいし、論点がずれているから読んでもニートについてはわからない。
個々の情報も稚拙であり、特に数字の多い一章はかなりいいかげんである。
付け加えるならば、玄田氏のフリーターへの認識の甘さは危険である。
まとめると、買うだけお金の無駄で読むだけ時間の無駄という双子の無駄を含む罠だといえる。

このレビューは参考になりましたか?
40 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By izagon VINE™ メンバー
形式:単行本
~ニートである人への取材は、実は少なくて、中学2年生に職場体験をさせる兵庫県と富山県の試みについての取材、描写が多い本です。著者たちはこうした取り組みが「ニートが生まれるのを防ぐ効果がありそうだ」としてこの本で2章を使って述べていますが、その因果関係は厳密には不明です。なぜなら、本書はニートの実像にはあまり迫っていないからです。
 ~~ニートとして紹介されている人たちにしても、ある女性は支離滅裂な話し振りや、周囲の反応を考慮できない様子が、何か病的な印象を与えますし、別の青年は高校受験の機会に在日韓国人であることを知ってショックを受けていたりして、やや特殊な事情を抱えていると言わざるを得ず、「誰でもニートになりえる」という著者たちの主張を鵜呑みにしにくくしていま~~す。
 そもそもの、「2003年、ニートは少なくとも40万人いる」というショッキングな統計的数値にしても、かなりいい加減な推計と言わざるを得ません。統計ということでいえば、厚生労働省がUFJ総合研究所に委託して行ったという調査も、「インターネットを使って若年の無職者自身に聞き取りを行った」という時点で極めて怪しい統計です(母集団も不明~~、サンプルの品質も不明なので)。この統計の利用のしかたも変で、統計を(怪しい統計をあえて)素直に受け取れば、高卒からニートになるケースがもっとも多いのに、中学2年生の職場経験を紹介する章では中学までで不登校を治し、自信を取り戻させることがニート問題解決の糸口であるかのように述べていたりします。
 引用しているイギリスの調査と同様に~~、「ニートの実像はよく分かっていない」ということ以外は、実はあまり述べていない本かもしれません。ただ、ニートという概念を紹介していること、フリーターとは違うことを主張しているという意味では価値があると思います。
 余談ですが、(他のレビューでも触れられているとおり)著者の一人の玄田氏の「フリーター」への認識の甘さには失笑してしまい~~ます。フリーターと正社員の間にある巨大な専門性の格差について認識がないのは、学者先生の世間知らず故でしょうか。~
このレビューは参考になりましたか?
39 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By renon
形式:文庫
著者はニートの「像」を、「やりたいことが分からない若者」と捉ているが、実際にそのような若者はいるにしても、それとニートの増加とは何の関連性も無い、このことは内閣府の調査によっても証明されている。実際に増えているのは、やりたいことが明確か否かに関わらず「働きたくても働く機会を与えられない若者」や、「働くことに失望した若者」である。しかし文科省は何を勘違いしたのか、本書が話題となって以降「キャリア教育」なるものに傾注し、著者が提唱する「職場体験の5日間完全実施」や、総合学習の時間におけるキャリア講習を強引に推進するようになった。もちろん子供たちに自分の将来について考えさせること自体が悪いことだとは言わない、しかしそれを速く決めるように煽ったり、プレッシャーをかけたりする指導は何の役にも立たないだろう。なぜなら子供たちが社会へ送り出される頃になって、その職業に対する需要がどうなっているのかは分からないし、場合によってはその職業自体が無くなっているかもしれないからだ。にもかかわらず、それに向けて幼い頃から努力させられてきた子供たちは、目標が失われた瞬間に、それこそ「何をしていいか分からない」状態になってしまうだろう。子供の頃は「漠然と」自分が持つ可能性について、思いをめぐらせていれば良いのである。むしろ「就職する」ということを目標とするなら、やりたいことなど明確にしないほうが有利なくらいだ。やりたいことに固執して就職の機会を逃すことほど馬鹿らしいことはない。…著者は本書がここまで学校教育に影響を与えることは想定していなかっただろうが、結果として現在のような状況になったことは重く受けとめてもらいたい。またマスコミによって、事実が著しく歪められている件についても、続編を出版するなどして何らかの措置を講じてほしい。
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結論づけるのは早い
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