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最も参考になったカスタマーレビュー
58 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
初学者にお勧め,
By カスタマー
レビュー対象商品: ニーチェ (ちくま学芸文庫) (文庫)
フランスポスト構造主義の大御所の一角、ドゥルーズが(おそらく)哲学を専門としない人々のためにニーチェについて書いた本。永遠回帰、権力への意志、貴族-奴隷といった難解で、物議をかもした概念が分かりやすく解説されていて、ドゥルーズの熱意が伝わってくる。ニーチェに関心がある方、読んでみたけれど「あぶねーこいつ」としか思わなかった方にとくにおすすめしたい。一方ニーチェエキスパートを自任する諸氏にはものたりなく感じるかもしれないが、ドゥルーズが専門家向けに書いた本もあるのでそちらをどうぞ。
21 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
最良のニーチェ入門,
By
レビュー対象商品: ニーチェ (ちくま学芸文庫) (文庫)
ニーチェについて興味はあるが、ざっくりとつかんでおきたい人には最良の入門書。非常にイメージ豊かな文体は読み易く、「永劫回帰」「力への意志」「超人」などといった主要な概念について平易に読み解いてくれている。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
すばらしい、ドゥルーズによるドゥルーズ入門書。訳者解説も光る,
By ikebow (japan) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ニーチェ (ちくま学芸文庫) (文庫)
「訳者解説に代えて」が、とても興味を引いた。もちろん、本文はすばらしいし、非常に読み易い。差異と反復へとドゥルーズが向かう前に、なにを考えていたかを良く知ることができると思う。 それがあるからこそ、というかその流れの中に「訳者解説に代えて」が上手く乗っている、そんな気がした。 力と力の相互作用が作り出す、ある均衡点 月と太陽と地球の関係は、今のような関係でなければどこかへ吹き飛んでいってしまうらしいと、友達に聞いた。偶然のようなバラランスの上に3つの球体は関係を保っている。そんなことが有名なポアンカレ先生も、ニーチェと同じ時期の人 人は日々、回帰するために多大な努力を行なっている、そうする事で私を見つける、 きみが今経験している生を,再び生きたいと当然願うことになるような仕方で,生きよ (「遺された断想」より「<力>への意志」第四部,242〜244) 本文:p.178 我々は私を創り出さなければならない そうしなければ、私は逃げていってしまう。 生成に存在の性格を刻み付けること。これこそ最高の力への意志である」(「遺された断想」,394) 本文:p.229 そうして、私を創り出そうとするエネルギーがまた他人を創り出すのに寄与してゆく だから<強い>という事は,なにかを欲しがったり,手に入れようとする事ではなく,むしろ作り出そう,自ら持っているエネルギーを贈与しようとすることである。 強さを現出させようと欲する「力の,力との関係」から,お互いに関わりあっている諸力の<量>の差異が発生し,かつまたこの関係において各々の力に帰す<質>も生み出される。 本文:p.214 ゆえに、私は常に私でない何かと供にいる。連続している。 何かに犯されている。そう犯されている。
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