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ニーチェと哲学 (河出文庫)
 
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ニーチェと哲学 (河出文庫) [文庫]

ジル ドゥルーズ , 江川 隆男
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

ニーチェ再評価の烽火となったドゥルーズ初期の代表作、画期的な新訳。ニーチェ哲学を体系的に再構築しつつ、「永遠回帰」を論じ、生成の「肯定の肯定」としてのニーチェ/ドゥルーズの核心をあきらかにする名著。

内容(「BOOK」データベースより)

ドゥルーズ初期の代表作であるとともにニーチェの復権の烽火となった名著の画期的な新訳。ニーチェ哲学を体系的に再構築しつつ、「力能の意志」、そしてニヒリズムの極限形式にして存在の一義性としての“永遠回帰”をあざやかに論じ、生成/存在、肯定/肯定の肯定としてのニーチェ/ドゥルーズの核心をあきらかにする。

登録情報

  • 文庫: 465ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2008/8/4)
  • ISBN-10: 430946310X
  • ISBN-13: 978-4309463100
  • 発売日: 2008/8/4
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ドゥルーズ『ニーチェと哲学』の新訳。足立和浩による旧訳から比較して
新訳は、哲学的なドグマとニーチェの凡庸な印象とをともに批判する
本書の独自性をいっそう際立たせている。
 改善点は三つある。一、本書は五つの章から成り、それぞれの章は十五
前後の節に分かれる。新訳ではその節のなかの段落ごとにも小見出しをつけ、
トピックをつかみやすくしている。二、ドゥルーズの使用するニーチェのテキストは
一般に入手がむつかしく、参照に不便だが、新訳では、その引用のすべてに、
日本で入手が容易な、ちくま学芸文庫や白水社のニーチェ全集への対応箇所を示している。
三、ニーチェの用語を概念として把握しようとするとき、新訳がいっそう洗練されていると
気づかされる。たとえば第三章六節の小見出し「力能は、意志が意志するものではなく、
意志のうちで意志するものである」など。反動的‐生成のもとでの力能の意志の
誤解が、今日までのニーチェのありとあらゆる凡庸なイメージを活気づけているのだが、
本書は状況に対する批判としても、ニーチェに内在して、ニーチェのように厳密かつ体系的に
なされている。訳者の解説も本質的な点が要約されており(「この意味では、哲学の歴史はまだ100年ほど
であり…」)、強く勧めたい。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
 ちくま学芸文庫のニーチェが概説的で、ニーチェの評伝や寓話のインデックス、選集を含むのと比較して、こちらはドゥルーズが内容に踏み込んだかたちで幅広く詳しく解説を加えています。ニーチェ「と」哲学というタイトルに示されているように、あえてニーチェの諸著作を体系的にリンクさせまとめ上げてすっきりした解釈をつくりあげているところがあります。ニーチェにおける寓意や用語の連環の大胆な整理を通して、ニーチェの思考にせまるような新しい見方を提示する一冊になるかもしれません。ニーチェの文章に流れる思想の道具立てを一覧する補助としては十分な記述があるように思われます。また、ドゥルーズにおける哲学することの基礎例題を、ニーチェの調理方法を通して理解する手立てにはもってこいです。スタンダードな概念の整理の辣腕から、中期ドゥルーズ以降のトリッキーな概念の創造の手際を慮ることができます。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ドゥルーズによれば、ニーチェは反ユダヤ主義に否定的だったという。

ニーチェ『遺稿集』

 純血種のこの恥知らずな出鱈目野郎に数えられる者とは、付き合わないようにしなさい。

ニーチェ、フリッチェ宛の書簡、一八八七年三月二三日、二九日

 結局、ツァラトゥストラの名が反ユダヤ主義者たちの口から発せられるときに私がどんな感じをもつか、あなたにわかるだろうか!

ジル・ドゥルーズ『ニーチェと哲学』

 ナチスがニーチェ作品と曖昧な関係をもっていたことは知られている。この〈曖昧な〉というのは、ナチスはニーチェ作品を好んで引き合いに出していたが、しかしそれができたのも、一部を削除して引用したり、出版を悪用したり、主要著作を発禁にしたりする限りでのことだったからである。それに反して、ニーチェ自身はビスマルクの体制とは曖昧な関係をもたなかった。さらには、汎ゲルマン主義、反ユダヤ主義との関係も同様である。彼はそれらを軽蔑し、嫌悪していた。

戦前の日本でも、日本書紀から八紘一宇という言葉を
恣意的に取り出して教育に使われたという。
三種の神器も書紀の本文ではなく一書に出てくる。
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