ロックバンド編成にクラシック弦楽器(チェロとヴァイオリン)が加わった変則構成だが、それは演奏の煽情度と繊細さを見事に演出している。
歌詞の秘められた荒ぶる魂のごとき激情は、しかし繊細で極めて美しいメロディとアンサンブルで彩られている。歌声も美声ではないが、ピュアな精神性が伝わってくるような魅力があって大好きだ。リーダー兼ボーカリストのケイシー・マクファーソンの志向や精神性は、ある意味、CCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)にも通じる。
このバンドでの成功も間違いないだろうが、個人的には、恐らく今年中には発表されるであろうスーパー・プロジェクト(元ドリーム・シアターのマイク・ポートノイ、ディープ・パープルのスティーヴ・モーズ、元スポックス・ビアードのニール・モーズらにケイシーがボーカルで参加)の方も楽しみで仕方がない。