元HELLOWEEN〜MASTERPLANのウリ・カッシュ(dr)とスウェーデンのネオクラ系メタルバンドTEARS OF ANGERのベニー&ビョルンのヤンソン兄弟によるニュー・バンドのデビュー作。
バンド名は言わずと知れた、HELLOWEEN「WALLS OF JERICHO」の収録曲から。
気になる音楽性については、まずまず良質なメロディック・メタルを演奏しており、歌唱・演奏共に安定感は文句なし。
メンツから期待されるような明快なジャーマン的クサ味は希薄で、さほど疾走しているわけでもない。どちらかというと、TEARS OF ANGERの音楽性に近い印象。
ミドルテンポ主体のストロング・スタイルのヘヴィ・メタルにほんのりキャッチーなサビ、ブルージーな節回しのヴォーカルが乗る。所によってはヨルン・ランデ時代のMASTERPLANを想わせる部分も。
MASTERPLANからジャーマン臭を抜いて、スピードもやや抑えて、ほんのり北欧らしい叙情味を加えた感じといえばいいのかな?
個人的にはカスパー・ダールクヴィスト(key:STORMWIND、DIONYSUS)がもっと主張したらよりいい味が出るかなと思ったのと、ビョルンのヴォーカルがやや奥にこもっているの点が気になった。なんか無駄とまで思えるクドい節回しを披露してるんだけど、バックに埋もれてイマイチ聴き取りにくいんよね。(そういえばTEARS OF ANGERのアルバムでも同じだったような・・・汗)
さらにはウリのバスドラの音が前に出ている分、余計にヴォーカルが目立たない感じなのも困りモノ(^_^;)
まあなんやかんや言いつつも、次作でどんな作品を創りあげてくるかは大いに気になるバンドではあるね(^^
とりあえずSINERGY〜DIONYSUSのロニー・ミリアノヴィッチのクレジットが入った疾走チューン#8“Far Beyond The Stars”が目下のお気に入りかな。
どことなくストラトっぽい#2“A Smile From Heaven's Eye”もイイ感じ(^。^)