オレにとってのミコは「ヴァケーション」であり「悲しき片想い」であり「渚のうわさ」であって、ジャズのミコは遠い存在。東芝時代こそ華だと思ってるんで63年の『スタンダードを唄う』は購入しても70年代以降のジャズアルバムは未聴。そんでも紙ジャケだし66年頃のミコはどんな按配かと気になり、購入してみたんだが、いやァ驚いた!! これニューポートに出場した時、現地で録音したもんなんだけど、ジャズ音痴のオレでもシロウトなりにビリーテイラートリオの演奏の素晴らしさは体感できるし、ミコのヴォーカルについては神憑りというか尋常じゃないぜ。こん時ミコ18歳。「子供じゃないの」から天才なのはわかってんだけど、天才に歌の神様が憑いた瞬間が『ニューヨークのミコ』だったんだろうな。