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過去からの講義録という形をとっているこの本を「今」読む意味があるのは、過去の同士の発言の中にある、未来の予見、つまり、現代のことと比較して読めるからである。
もちろん、同士は占い師ではないため、当たったはずれている、などという読み方は的を得ていないといえる。むしろ、同士は過去、どのように考え、何を根拠に未来を予知しているのか、という意味的な内容を読み取ると、なるほど、それが現在、このような形で現れているのか、と「今」を見る目が変わってくるというものだ。
私は、大前氏の著書は、ロジカルシンキング系ではなく、発想法、洞察力、着眼点などの本だと思っているが、同書は、それをたっぷり味わえる本である。久々におもしろく読ませて頂いた。
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