この本で最も優れている点は、前作(『ニュース英語パワーボキャビル4000語』)同様の生の英語(新聞、雑誌、放送で実際に用いられた素材)に加えて、著名人のインタビューを加えた4段構えにあると思います。私はやはり他作品でこれほど多くの生の教材から語彙を学べる作品を見たことがありません。
また、前作に引き続き優れた点であると私が考えているテーマ別の語彙分類をしている点や、UNIT毎の例文で扱われている重要語彙の説明が逐語訳に留まらず、定義や発音、その使われ方まで丁寧に書かれているため、単なる意味ではない深い教養を身に付けることができるという点や、各章末に収められているTOEIC TOFEL 英検準一級 英検二級における頻出語彙集が、試験対策としても使えるという点をそのままにしつつTOEIC PART'X 形式の確認問題を章ごとに取り付けることで、繰り返し語彙の定着と確認を図ることができるという画期的な姿に進化を遂げているように思います。
別売りのCD(少々値が張るのが珠に瑕ですが)を用いればリスニング能力の強化は勿論、学習に並行してシャドウイング(本を見ずにCDに合わせて実際に発音すること)を行うことで、単語が塊として耳に残り、語彙を確実に身に付けることもできます。
前作『ニュース英語パワーボキャビル4000語』とともに、NHKのニュースを英語で視聴しながら傍らに置いて辞書のように用いたり、英字新聞を読む際の辞書兼参考書として用いたりと、あらゆるニュース英語に触れる場面で重宝することは間違いありません。