会社ジャーナリズムの論理ではなく、自分の直感で何が「真実」かを判断する。ニュースを最高の形で提供する。情報の真贋を見極めるノウハウを伝える。報道のプロに必要なのは、こうした職人的作業と真実を追求する姿勢である。
著者は「桶川女子大生ストーカー殺人事件」など、一連のジャーナリスト活動が認められ本年度「日本記者クラブ賞」を受賞した。
新聞、雑誌、テレビ、インターネットと様々なメディアでニュースを発信してきた著者の熱き体験談を通して知る、“ニュースの職人”像。
中坊公平氏も推薦する一冊。
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しかし、読むにつれて鳥越さんはジャーナリスト(本人曰く、ニュースの職人)として、他とは一線を画した信念を持って仕事をしている人であることであることがわかり、日本のマスコミにもこういう人がいたのかとほっとした気持ちになれました。
そして、職種は違っても中坊公平さんと鳥越さんの姿勢に共通点があることに気づきました。
それは「誠実である」「真実を追究する」「現場主義」「弱者の気持ちがわかる」です。
また、複眼的にものごとをみることの重要性を事例をあげて力説しています。一つ
「ニュース好き」と自称する男が、
どのように事実に、真実に立ち向かったのかを感じることができるという意味で、本の物理的薄さとは正反対に、内容には厚みがある。
特に「誤報」に際して、どのような対応をしたかというくだりは、もっとも読み応えのある部分だった。