内容(「BOOK」データベースより)
性根も尽き、体力も消耗し果て、『俺にかまわず先に行ってくれ』と食糧もないジャングルにただ一人残った兵士の心情―まさに草生す屍。航空地図と星空を唯一の頼りとした、四ヵ月にもおよんだ西部ニューギニアの悲劇の撤退の末路。人を寄せつけない大自然と飢餓と米軍を敵とした日本将兵の断腸の思いを綴る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
植松 仁作
大正7年、兵庫県に生まれる。昭和14年12月、旧制室蘭高等専門学校在学中に広島の電信第2連隊入隊。北支派遣軍電信第10連隊をへて、15年12月、陸軍通信学校へ幹部候補生として入校。16年11月、少尉任官、南方総軍司令部通信班長としてサイゴン、シンガポールに赴任。18年9月、陸軍中尉、11月より電信第24連隊本部付として西部ニューギニアを転戦。終戦時、陸軍大尉。24年、室蘭工業専門学校を卒業後、田岡化学工業株式会社に入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)