テレビの企画ものとしてスタートした曲らしいが、エンターテイメント性は高い仕上がりだ。衝撃的で力強いテンポは何度でも聞きたくなる。
歌詞は一見しておちゃらけているようだが、よーく聞くと深いメッセージが込められている。「サムライはどこにいった?」「ヤマトナデシコは?」「武士道は?」彼女(?)たちの素朴な疑問に、真正面から向き合える日本人はどれだけいるだろうか。「政治家うそつきません」「先生は生徒守ります」「税金無駄には使わないです」はともすれば強烈な皮肉とも聞こえる。
今の疲れ切った日本に住む我々にとっては、「ニュースキャスターは(中略)とてもかわいそう」と言われてはいささか立つ瀬もない。しかし、そこから「この国に夢がある」「どこから夜は明けて来ますか」「それでも日本が愛してます」とこの国への愛情と希望を捨てず、歌い踊ることを誓う。
これほど強烈に愛国心、憂国心を、それも汗臭くない形で歌いあげた歌がかつてあったろうか。暗い話題を振りはらって、明るい元気な日本を我々でもういちど作り上げようではないか。彼女たちはどんな時でも力強く歌いあげ、われわれを元気づけてくれる。