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ニヒリズムの宰相小泉純一郎論 (PHP新書)
 
 

ニヒリズムの宰相小泉純一郎論 (PHP新書) [新書]

御厨 貴
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

空前の支持率で五年の任期を終えようとしている総理大臣・小泉純一郎とは何者だったのか。人品骨柄から権力構造までを再検証する。聖域なき構造改革、ワンフレーズ・ポリティクス、サプライズ外交など、小泉劇場を語るには欠かせないキーワードの奥には、新しい政治の胎動が垣間見える。この大転換は世界的な潮流なのか? なぜ小泉政治はこんなに面白いのか? 説得しない、調整しない、妥協しないという「三無主義」を貫いてきたニヒリスト首相を解剖することは、まさに21世紀の政治を見通すことになるだろう。
◎序章:三つのタブーがなくなった ◎第一章:選挙を好感度調査にした男宰相・小泉の登場 ◎第二章:数の政治から劇場型政治へ宰相・小泉の手法 ◎第三章:小泉内閣の歴史的な意味宰相・小泉と自民党 ◎第四章:なぜ小泉政治は面白いのか ◎第五章:小泉劇場のライトモチーフ ◎特別対談:小泉時代 日本はどう変わったか松原隆一郎との対話

内容(「BOOK」データベースより)

空前の支持率で五年の任期を全うした総理大臣・小泉純一郎とは何者だったのか。人品骨柄から権力構造までを再検証する。聖域なき構造改革、ワンフレーズ・ポリティクス、サプライズ外交など、小泉劇場を語るには欠かせないキーワードの奥には、新しい政治の胎動が垣間見える。この大転換は世界的な潮流なのか?なぜ小泉政治はこんなに面白いのか?説得しない、調整しない、妥協しないという「三無主義」を貫いてきたニヒリスト首相を解剖することは、まさに21世紀の政治を見通すことになるだろう。

登録情報

  • 新書: 223ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2006/06)
  • ISBN-10: 4569652670
  • ISBN-13: 978-4569652672
  • 発売日: 2006/06
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 538,610位 (本のベストセラーを見る)
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By ib_pata VINE™ メンバー
形式:新書
P.146-の竹下元首相による大蔵大臣論で、三期連続で大蔵大臣で予算をつくったら、もうその大臣には逆らえない、といのは面白かった。実際、三期連続で予算を編成した佐藤、田中、福田はみんな総理大臣になっている、と。では、なぜ誰も逆らえなくなるのかというと、3年連続で予算編成したら、最初に陳情されたものに全て予算をつけてやることができる。そうなると全ての勢力から人もつくしカネもつく、というわけなんです。

 小泉前首相は竹中さんを使って5年間も経済財政諮問会議で予算編成を行ないました。基本方針は「説得せず、調整せず、妥協せず」というニヒリティックスな三無主義。そうなると、もう元には戻りません。族議員に陳情など誰もいかなくなり、旧勢力は潰れてしまった、と。

 あと、有権者の小泉前首相に対する評価が《あとワンクールは小泉さんでいいのではないか》(P.40)と思わせる仕掛けを行なってきた、という見方は、どこかで読んだ気もするけど、改めてなるほどな、と。小泉前首相は考えてみれば、年4回ぐらいはなんか仕掛けてきましたもんね。それと、ひと言で云って小泉前首相のことを《一家言はあるけれども、何か深さはないという人間》(P.54)というのは言い得て妙だな、と。
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18 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 小泉政治の長所短所をバランス良く論じている。以前にレビューした山口二郎の岩波新書が、小泉政治を「思考忌避」として非難した書であるのに対し、本書は、山口と同様に、小泉政治には長期的ビジョンがないなどとあっさり批判する一方で、小泉政治が戦後政治にもたらした良い点も論じており、バランスがとれている。山口の理論では、小泉内閣が5年の長期にわたって続いたことの説明が難しくなるが、御厨は、小泉首相の、マスコミ対策の傑出さ、政治局面に当たっての「賭け」といっても良いほどの判断の切れ味など、政治家としての行動パターンをきめ細かく検証しており、面白い(ただし、山口の著書は昨年の衆議院選挙以前であるので、やむを得ないと思われるが。)。

 現在の日本政治に関心を持つ人にはお勧めの一冊である。
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形式:新書
ニヒリズム(虚無主義)ってのは逆説的で、”絶望的だから真理を追っかける。”

ってことだと考えてたので著者のタイトルはちょっと"いやらしいなぁ"

っと感じて購入しました(w。

本書の中で、

”ニヒリスティックな宰相”=三無主義(説得せず、調整せず、妥協せず)な宰相とし、

彼は自分のやりたいようにやっていただけ、でもそこが”すごい”と・・・

そしてかき回すだけ、かき回して、さぁこれからの日本大変だぞーーー。

そして楽しみだなぁ。

っと締めくくられています。

※とても読みやすく、

ここ最近(2001〜2006)の日本政治を思い出すことができました。
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