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ニッポン若者論 よさこい、キャバクラ、地元志向 (ちくま文庫)
 
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ニッポン若者論 よさこい、キャバクラ、地元志向 (ちくま文庫) [文庫]

三浦 展
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

地元が好きで、よさこいを踊り、スピリチュアルを信じる「ジェネレーションZ」世代。バブルのさなかに生まれ、小学校入学時にはバブルが崩壊、その後の「失われた10年」とともに青春期を過ごした彼らの生態は、これまでの「戦後」の常識では捉えることができない。人気職業ベストテンにキャバクラ嬢がランクインしたことでマスコミを騒がせた話題の書『日本溶解論』を全面改訂。大幅に加筆し、ついに文庫化。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

三浦 展
カルチャースタディーズ研究所主宰。消費社会研究家、マーケティング・アナリスト。1958年生まれ。82年、一橋大学社会学部卒。パルコに入社。消費トレンド分析誌『アクロス』編集長を経て90年、三菱総合研究所入社。99年、カルチャースタディーズ研究所設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 234ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2010/4/7)
  • ISBN-10: 4480426957
  • ISBN-13: 978-4480426956
  • 発売日: 2010/4/7
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 なりたい職業の上位にキャバクラ嬢がランクされたことで話題になった『日本溶解論』を書き改め、文庫化したものである。
 何より調査結果が刺激に満ちている。
 多くの調査を踏まえた上で、著者は言う。<貧しい家庭に育った、勉強好きでもない、大学にも行かない若い女子が、結婚せずに、経済的に自立し、一人暮らしができるくらいのお金を稼ぐにはキャバクラ嬢になるしかないのだ>(P.78)という結論には、見過ごせない重みがある。
 <「人間は死ぬと、いつかまた別の人間や生物として生き返る。」と信じる者も女子高校生で四七・一%、男子高校生で三七・八%いる>(P.112)という結果もある。さらに、奇跡、死後の生まれ変わり等を信じている者を分析してみると、女子では、<これらのものを最も信じているのは、女子全体よりも学校レベルや生活水準や容姿への自信が高いクラスタの女子>であると結論されている。驚くべき調査結果であり、分析結果であるというほかない。
 この本は、分析の結果を読むものと云うより、多様な調査の結果を、読者自身の興味に応じて利用し、考える材料にするものではないかと思う。そんな時、本書は、現代という時代を考えるための参考書として必読のものといえる。
 とはいえ、読後心に残るのは、ごく普通に真面目に生きている人々の、あまりにせつない姿である。
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