著者名のマーク・ゲインはペンネームであり、本名はモウ・ギンズバーグMoe
Ginsburgといい、察せられる通りユダヤ人(ロシア系)です。
先の評者の方が仰られているように、占領初期の記録としての価値は大きい
ですが、ほぼ全般に、敗戦国・"ファシズム"国=日本への蔑視と尊大な"改革
者"根性が蔓延していて、読んでいて辟易させられます。
ただ、当時の天皇や保守政治家への卑下も、共産党員であったことからすれ
ば何ら不思議なことでもなく、"ニューディーラー"の下司な本性としてみれば納
得はできるでしょう。
果たしてその後、こういった"ニューディーラー"が軒並みスターリンの手先だっ
たとしてパージされたのには快哉を禁じえません。
(なお著者は頻繁に支那・旧ソ連を訪問しています。
ヴェノナにその名があるやもしれません。お持ちの方はご確認下さい)