日本の大学を、いろんな角度からランキングしたもの。就職、社長の数、研究費、論文引用数、特許数、といったまじめなものから、果てはファッション雑誌のグラビア登場数や、お水系の商売に関しても言及してある。
一方で、例えば女子大でフランス文学科が姿を消し、家政科が他の名前にかわっている現状など、今の大学が直面する状況がところどころに書かれてある。
これだけ大学の数が増えてきて、さらに少子化の影響で間口も広くなり、しかし皆が高偏差値の学校に行けるわけでもないという現実の中で、大学を選ぶ基準はいろいろあって当然。まあ、この数字がその大学の特徴を表しているとはたして言えるのだろうかというものも中にはいくらか混じっているのだが、、ランキングという切り口で様々な大学のいろいろなデータを集めてあって目的がはっきりしており、そういう本だと割り切って読むには良いのではないか。
あと、売れ行きにもよるだろうが、こういう本は数年ごとにデータを集計し直して改訂する必要があるだろう。