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19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「善意のアドバイス」は、私のことです,
By おくに (島根県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ニッポンには対話がない―学びとコミュニケーションの再生 (単行本)
「品格や武士道よりも対話力」という帯に引かれて読みました。最近の「品格」や「武士道」には共感しながらも、先祖がえりの不気味さも感じていましたので。
「善意のアドバイスの落とし穴」「価値観の押し付けに無防備な日本人」「上から目線のもの言い」「脱・経験絶対主義」などには正直ギャフンです。それは私のことです。 知らず知らずのうちに自分自身の思考が、こりかたまって凍結してしまっていることに気づかされました。 最近読んだ本の中では、一番ためになりました。繰り返し読みたい一冊です。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
社会的な個性,
By カニ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ニッポンには対話がない―学びとコミュニケーションの再生 (単行本)
同調性がつよい日本の社会で、個性を持った子は自分の思うことを発言出来ない。
「あなたの言ってることがわからない」といわれると傷きますし、 敵になってしまうことは迂闊に言えないので、自分の影を薄くして息をひそめる。 わたしもそんな暗〜いとこもあった子供時代&思春期さらに青年期を過ごし、 多様性のある場所で単独行動するのがしっくりときます。 これから、移民社会になることに不安と期待が入り混じってます。 訓練をつんでいないので、意見の違う相手と対話ができなく、 コミュニケーションがとれません。これは皆の課題です。 子供の発言を保護し、"野性的な個性"を"社会的な個性"に育ててくれる学校環境と、 コミュニケーションの基礎「型」を教えてくれる授業の必要性を感じました。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
移民社会に備える −対話の重要性−,
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レビュー対象商品: ニッポンには対話がない―学びとコミュニケーションの再生 (単行本)
キーワードは「対話」。
元来、同質社会で、 精神性を重んじ、 武道に代表されるように「型」を大切にしてきた日本人は、 異質な価値観とのコミュニケーションが苦手だと、 本書は言っています。 また(北川さんは)、 「察する」ことに秀でた国民性は、 外交の場で自らの価値観を正面に立てない、 相手の土俵を理解して、そこでコミュニケーションを行いがち。 結局損をすることが多いとも語っています。 そこで登場するのは「対話」。 本書は「対話とは」を平田氏、北川氏が対論、「対話」形式で語っています。 対話とは「相手は自分とは違う」ことを前提にしたコミュニケーションであって、 決して優劣や勝敗をつける目的ではありません。 演劇と外交、全く異なる世界で生きてきた二人の「対話」が重なっていきます。 哲学的であり実践的。 社会的であり個人的。 レベルの高い知的な議論を楽しめました。 日本にこれから到来する移民社会、 そのときに我々一人一人が必要な心持ちを語った重要な一冊です。
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