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21 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本が抱える重い現実が見えてくる。,
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レビュー対象商品: ニッポン、ほんとに格差社会? (単行本)
タイトルやカバーの軽さと比べ、じつは読むのに骨が折れた本だ。著者・池上氏の代表作であるそうだったのかシリーズと違って、写真はなく、ひたすら文章と関連する表・グラフが並んでいる。 日米地位協定での日本の地位はドイツやイタリアよりも低いとか、日本には世界でもっとも多い363トンのウラン、113トンのプルトニウムがあって、その「はけ口」がプルサーマルだとか、加入率がどうしようもないほど下がっている国民年金の給付額は先進諸国の年金と比べてこれまたどうしようもないほど少ないとか、今までそうではなかったかと思っていつつも、はっきりとは認識していなかったイヤな事実が次々に突きつけられる。 さらっと読むこともできるだろうが、きちんと読むと時間もかかり、なかなかしんどい現実が見えてくる。
17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
必読。つきつめるとマスコミ批判も垣間見える,
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レビュー対象商品: ニッポン、ほんとに格差社会? (単行本)
先入観や場当たり的な発想だけで無責任な発言をするTV人が多い中、ちょっとした発言の中にもジャーナリストとしてあるべき姿を呈しているのがこの池上氏である。この本はその池上氏らしく、誰にもなじみのある現代日本社会のさまざまな問題について、一般市民が抱いているイメージが正しいのかどうかを、複数のデータを用いて客観的に実証してくれている。実態がわかるだけでも大変価値のある本だが、それだけでなく、あらゆる角度からの数字を示して実証するという当たり前のことをせずにいたずらに視聴者を煽動するマスコミのあり方への批判、また、そうしたマスコミや市民の声に翻弄される政府への批判も感じ取れるところが痛快。徹底してやさしく読みやすく、それでいて物事を論理的に考え正しく事実をとらえる手法も自然と教えられる。学生さんにもぜひ読んでほしい。こういう本が教科書なり副読本になるべき。
17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
私にとっての今年のベスト3作品,
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レビュー対象商品: ニッポン、ほんとに格差社会? (単行本)
この本は格差について考察している本ではない。正確に言えば、格差問題だけに触れた本ではなく、それもふくめ、日本が 直面しているさまざまな問題について考察している本だ。 形式は、「日本の政府は巨大である」「郵政民営化は先進国では当たり前」 「米軍との地位協定は不平等」「日本でも格差が広がっている」 「日本社会もかなり危険になってきた」「日本の生徒の学力は低下している」 といった30の命題に○×△の判定を下すものだ。 どの命題についても非常に豊富なデータや資料が紹介され、その問題が かかえる背景や課題が浮き彫りにされている。 どの命題に関してもていねいに説明されていたが、よく言われる「学力低下 論議」への反論はとくに面白かった。 タイトルから想像される内容への期待をよい意味で裏切られた。
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