この本に何を求めるのか?
D90を購入するか否かにあたって、参考にしたい。
D90を購入したから、その使い方、活用方法を知りたい。
そんな思いを抱いている人は、この本を購入すべきではない。
この本は、マニュアルではない。
D90の機能を説明したものではない。
まず、その内容である。
'1.NIKON D90 GALLERY
D90による写真集が20ページにわたって巻頭を飾る。
マニュアル本に写真集は必要だろうか?
'2.主な機能と特徴
D90の機械的な仕組みについて説明。
いやいや、まず必要なことはそんなことではないでしょ?
'3.D90の特徴的機能を使いこなす
D90というよりは、一般的な撮影テクニックについて説明。
これは、初心者には理解しずらい内容だ。
たとえば、WBについて、「ホワイトバランスはオート主体でいい」とあるのだが、
そもそも、ホワイトバランスって何? それがわかっていないとこの説明文が理解できない。
また、ここの説明では、D90の特徴など一切説明していないので、
WBの事を知っていても、「だから、なに?」 という感想しかもてない。
'4.4氏のジャンル別撮影テクニック
プロカメラマン4名の写真および説明
これは、撮影テクニックというよりは、写真集であり、
具体的なテクニックではない。
これも、初心者には理解できないし、D90のマニュアル本に載せる意味がない。
こんな内容が19ページにわたって掲載されている。
'5.D90の使い方
ここで初めて、D90の使い方の説明になる…のだが、
説明のやり方が悪くて、理解しずらい。
具体的にどのような操作を行うのかが記されておらず、
ただ、その機能を羅列するのみである。
これでは、マニュアル本の意味はまったくない。
しかも、この説明は8ページのみ
もはや、何をやいわん…
'6.ニッコールレンズを5本テストする
'7.画像補正と画像保存・整理の実際
'8.プリントの基本テクニックを学ぼう
'9.システムアクセサリーの使い方
'6から9まで、計40ページ。
なぜ、D90マニュアル本で、こんなことにページを割くのか? 理解不能である。
結局、この本が編集された意図がどこにあるのか、私には分からなかった。
よって、この本はマニュアル本としてまったく役立たずである。
マニュアル本を購入したいなら、
「デジタルカメラマガジン NikonD90完全ガイド」をお勧めする。
これは、D90の使い方もばっちり記載されていてお勧めである。
なお、次点として
「デジタル一眼FAN NikonD90親切マニュアル」をお勧めする。