■電源
乾電池駆動は便利です。
充電式リチウムイオンバッテリーも利点はありますが、外出先でバッテリーが切れてもすぐ購入できるという機動性を重視する人にはオススメです。
■撮影
カメラに詳しくない人は撮影モードを「らくらくオート撮影」にしておけば、シャッターを切るだけで無難に写真が撮れます。
このモードでも、ストロボモード変更(AUTO/OFF)、露出補正(±2.0EV)は背面のマルチセレクターボタンで簡単に変更できますので、かなり思いどおりの写真が撮れると思います。
また撮影モードを「オート撮影」にする事で、ストロボの強制発光なども選べるようになります。
■レンズ動作
ズームは光学5倍+デジタルズームです。
当然、デジタルズームを使用すると画質が荒くなります。
ただしズームの速度が早いので、目的の画角に合わせるのには多少慣れが必要です。
ピント合わせは比較的速いです。
通常の撮影でピントが合わなくてイライラする事はそれほど無いでしょう。
近接撮影の場合、「らくらくオート撮影」モードではマクロボタンを押すこと無く自動でマクロに切り替わりピントを合わせてくれますが、この場合は多少ピント合わせに時間がかかります。
これは恐らく被写体が近いと判断するのに時間がかかっているためで、撮影モードを「オート撮影」等に切り替えてマクロボタンを押せば、近接でも快適にピントを合わせてくれます。
■画質
ぱっと見ですが、発色も良く色の偏りもないので、このクラスのコンパクトデジカメとしては申し分ないと思います。
■設定
撮影モード変更は撮影モードボタン、それ以外はMENUボタンで設定の変更ができます。
メニューの内容や挙動は撮影モードによって異なります。
通常、メニューはトップから目的の機能を選んで変更するものですが、撮影モードが「らくらくオート撮影」の場合、MENUボタンを押すといきなり画像モード設定メニューが表示されます。
それ以外の設定を変更するのであれば、メニューが表示された後で一旦メニューのトップに戻り、目的の機能を選ぶ必要があります(「オート撮影」では通常通りメニューのトップから機能を選択する形になります)。
恐らく、各モードを使用するユーザーを想定した結果なんでしょうが、ここは好き嫌いが分かれる所だと思います。
■記録媒体
SDカード(SDXCまで対応)をカードスロットに装着して使います。
内蔵メモリーもありますが、デフォルト解像度(3468x2736)で8枚程度しか撮影できないので、あくまで非常用と考えて良いでしょう。
■外部コネクタ
USBとA/Vコネクタを一つにまとめた専用コネクタがあります。
付属のUSBケーブルもこのコネクタに接続します。
専用コネクタなので市販のUSBケーブルは使えません。
通常、コネクタはゴムカバーで塞がれています。
この機種に限った話ではないですが、ゴムカバーを何度も開け閉めしていると、そのうちもぎ取れるのではないかと少し心配になります。
■その他
この機種はケースの発熱変形でメーカーのリコール対象品となりましたが、私が先日購入したものは既に対策済みの物でした。
今後購入される方は心配しなくて良いと思います。
■総括
カメラに詳しくない方にはお勧めして間違いない機種だと思います。
時々遊びに来る孫を撮るためにカメラが欲しいお年寄りなどには「らくらくオート撮影」や、使いたい時に電池を入れるだけの乾電池駆動は喜ばれると思います。
また、撮影モードを変更する事で1ランク上の操作も出来ますから、スナップ撮影用途で気軽に持ち歩くカメラとしても良いと思います。