ジム・キャリーが最後まで真剣な顔で芝居をする・・・。もうこれだけで事件なのだが(笑)、結果は良い出来ではなかった。
ジムの演技は真に迫っていたし、幅の広い俳優であることを証明したが、脚本がよくない。
まず「23」という数字だが、世の中では「13」ほど有名じゃない。
この「23」にとりつかれた男が体験する恐怖を描くのだが、悪い現象を全て23に繋げるにはムリがあった。
こんなこじつけは病的な人じゃないと想像もしないだろうと思ったら、ラストでそれも判明してしまう。
現在と過去も入り乱れるため、よく観ていないと話から置いていかれるので注意(笑)。
サスペンスもどきに仕上げるなら、もっと23にまつわる恐怖で押しまくった方が面白かったと思う。
調べているうちに、最後は23の悪魔が主人公を襲いに来るとかね。
特典映像はけっこう豪華で、メイキングのほか、23を始めとする「数字」にまつわるドキュメンタリーなどが収録されている。
このドキュメンタリーを観ると、そんなに「23」に拘ってないのが笑える。
J・シュマッカー監督が「ホテルなどでは13階がなく、12階の上は14階になっている。でも悪魔はそんなこと気がつくんじゃ
ないか」と真面目に話しているのも面白かった。
確かに気がつきそうだよね、それ。日本人はそんなに拘らないから、余計に分かりにくいのかもしれない。
星は2つです。