権威主義、属人的人間関係を戒めた本。自身が政府調査委員を務めたJCO臨界事故など豊富な事例を元に、上司の顔色を窺う、鶴の一声で方針がひっくり返るなど、経験則的によろしくないと思われていることがなぜよくないのかを解説している。「二分法的思考」「組織を間接的指標で見ない」など権威主義的リーダーの特徴や、そうした組織の改善方法なども記されていて面白く読めた。
内容自体はおおむね良かったが、「ナンバー2」というよりも、組織のリーダー層全体についてあるべき姿を述べているのではないかな、と感じた。もう少し、ナンバー2の具体的事例を多くしてほしかったような気がした。