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普通の野球としても、スピード感があって、いくつもの攻略法があり、やりこめばそれだけ面白くなるゲームでした。
慣れてコンピュータには100%負けなくなっても、対戦で人間同士の駆け引きを楽しめました。
この面白さは、他社の野球ゲームにも長期間無かったのです。
後に出たファミコンの野球ゲームで、ファミスタと同等の面白さを持っていたのは「ベースボールスター」だけでしょう。
さすがに今では古さを感じますが、これだけ長く遊べたゲームは今でもそれほど存在していません。
個人的には、今でもパワプロよりは面白いと思います。
ところでこのゲーム、プロ野球をモチーフにしながら、容量の関係で10球団しかありません(しかも1チームはオリジナルの「ナムコスターズ」)。
当然、どこかで端折らなければ収まりません。
そこで用いられたのは、一部の球団を合併させるという手段。
鉄道会社が母体の「レイルウェイズ」と、食品会社が母体の「フーズフーズ」。
これは、今思えば「大予言」ですね。
アウトになってベンチに帰るスピードが速いなど、ツッコミ所満載でまさにゲームとして確立していました。
リアルさだけが、ゲームの面白さでは無い。
このゲームは、それを物語っています。
ところが、このファミスタは野球ゲームのフォーマットを一変させた。
1.自分で動かせる守備
2.投げ分けられる球種
3.進塁状況によって変わるBGM
4.ホームランの派手なファンファーレ
5.リリーフピッチャーの登場
など、プレイヤーのゲーム介入率が格段に上がった。
対戦も熱く、プレイするたびに喧嘩の毎日だったのを覚えている。
このあとデータ改変版が毎年出され、ハードもファミコンから時代に
応じて進化していくが、土台はこの「ファミスタ」なのである。