オリジナルは名作の呼び声高い、データイーストの「ハンバーガー」。
これはそのアレンジ版で、発売元はナムコです。
棚のように並べられた主人公の数倍もあるハンバーガーの具たちを、
足で踏み落して最下段で全部積み重ねれば一面クリア。
追いかけてくる目玉焼きやピクルスのお化けをコショウで料理し、
せっせとハンバーガーを作ってゆきます。
こう書くとシュールですが、コミカルなアクションゲームです。
当時すでに時代遅れだった一画面固定型で、
ドット判定の厳しすぎる操作感が不評でしたが、
やりこめば楽しさを見つけられるゲームでした。
ストイックなまでの難易度でしたが、チマチマした画面の中に繰り広げられる攻防を
落ち着いて理解できるようになってくると、独特の面白さを感じるようになってきます。
特に「誘導」が効くところが面白かったです。
こんまい画面の中で、ちまちま動くプレイヤーの後ろを、
これまたチマチマ動くウィンナーお化けたちが長い行列を作ってゆく。
オリジナル作品でないとは言え、いかにもナムコらしい「追いかけっこ」が表現されていて、
僕はとても好きでした。
スーパーマリオやチャレンジャーがすでに発売され、
翌年にはドラクエ登場をを控えていた当時のゲーム界。
ゲームのスケールが大きくなってゆく中で、
「いまさら感」のある作品であったことは否めません。
商業的な意図がいまひとつ感じられなかったのも確かです。
しかしまぁ、たまには眉間に皺がよるようなプレイ感を楽しんでもいいではないですか。
そんな一本があってもいい。
ってまぁ、新品の値段で買わずにすむ今だから言えるんですけどね。
リアルタイムで買った当時は「ゲーム選球眼」の悪さを随分友達にけなされたものです(笑)
今となってはいい思い出です。