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前作にも増してムービー長い。長すぎる。すくなくともプレイ開始後、まともにムービーを見ていたら、最初のダンジョンまで三時間はかかるというおそろしさです。
また、戦闘バランスが非常に悪いです。敵の強さに対し、プレイヤー側の戦闘力が余りにも低すぎる。前作であった「技」がなくなっている上、プレイヤー側の攻撃力がありえないほど低くなっている。
今回新たに導入された「エアー」や「ダウン」を利用しなければまとまったダメージが与えられません。このシステムを使わずまともに戦えるのはモモやシオンぐらいですが、攻撃回数が少ないので、モモやシオンにのみ頼った場合、一回の戦闘がどれだけ長引くかは言うまでも無いでしょう。
また、エアーやダウンは相手の弱点ゾーンを突いて一気に畳み掛けるシステムですが、後半やボス戦ではブーストを使わないとその状態に持ち込めません。が、ブーストしても相手のブーストに塗り替えられ、相手が先にブーストしているときはこちらがブーストできなかったり、と連携は簡単に崩されるのでイライラします。
一気にダメージを与えて倒さなければカウンターで全滅させられる敵などがいても、相手がブーストしてこちらの連携を崩したあげく、即カウンターをしかけてくるのであっさり全滅なんてことがしょっちゅうです。
個人的には、説明書に書いてある説明だけでは足りない部分も多く、クリアしてやっと一通りシステムを掴みました。
前作の技をなくす必要は無かったし、またエアーやダウンに重きを置くにしても、ブーストシステムをもうちょっとどうにかするとかしたほうが良かったと思います。
また、今回目玉になっている「協力技」というのも、レベルアップで習得するのでなくG2キャンペーンという、単調なミニゲームをクリアしなければ手に入りません。初回プレイ時はほとんどの方が協力技を習得せずにクリアしたのではないでしょうか。エフェクトの割には威力も地味です。そして妙に笑える技ばかりで、まるでギャグです。
驚いたのはアイテムが買えないという点で、敵を倒すと手に入るそうですが、そもそもその敵が強い上、エンカウントが少ないので、レベルアップも難しければアイテムを手に入れるのも難しく、また敵が強いので倒すのも時間が掛かり、下手すればゲームオーバーするという、不親切極まりないつくりになっています。
また、音楽も前作に比べて地味で緊張感に欠けます。ムービーシーンは梶浦さん、他のシーンは別の人が担当らしいですが、ゼノサーガっぽい曲というのがほとんどありません。あるとしたら梶浦さんが作ったcommunication breakdownぐらい。ほかは全て哀しくなるほど音が安っぽいです。緊迫感溢れるシーンで、パラパラのような音楽を流されては泣きたくもなります。
エピソード1のストーリーや世界にドキドキわくわくして、ゼノサーガには大いに期待していたのですが、今回は見事に裏切られました。
ほとんど進展なしです。グノーシスは出てこないわ、シオンの過去は曖昧だわ、エピ1の伏線がほとんど回収されておらず、これぞゼノサーガ! という要素があまり見受けられません。ジュニアを主人公にした意味はあったのだろうかと。唯一、アルベドのイカレっぷりだけが救いでした。演出には別の意味で涙しながら笑わせて頂きましたが。
次回作が楽しみでもあり、怖ろしいです。
かと言って、街中の人々の悩みを解決して回らないと、レアアイテム、合体技等が手に入らないので最悪。
こんな「おつかい」イベントを大量に増やして、プレイヤーが楽しめるとでも思っているのだろうか。
戦闘もただの作業でありえないくらいにつまらない。
唯一、デモシーンの出来はそんなに悪くはないが、ゲーム部分がそれを邪魔してなかなか先に進まない。
このゲームの製作者達は学ぶということを知らないのか?
前作の問題点は解消されるどころか、むしろ倍化している。
ゲームとしての基本的な資質に欠けている。かたちだけ仕上げればいいというものではない。
プレイヤーに「このゲームをする時間は無駄だ」と思われるようでは、もはや終しまいだ。
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