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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
近代への道を拓いた女性とナポレオン,
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レビュー対象商品: ナポレオンを創った女たち (集英社新書) (新書)
フランス革命期の女性史的な一冊をナポレオンを中心にまとめたなかなかの良書。 ナポレオンにジョセフィーヌやマリー・ルイーズといえば ありがちな題材だが、ただのエピソード紹介に終わっていないところが 面白い。 それよりも、革命期の女性群像が生き生きとしていて 興味をそそられる。 若いころのナポレオンが彼女らに振り回されていというのも 面白い話だ。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ナポレオンとは?,
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レビュー対象商品: ナポレオンを創った女たち (集英社新書) (新書)
著者は仏文学者。フランス革命や、フランス史上の女性たちにまつわる著作が多い。
本書は、ナポレオンの周辺の女性たちを取り上げている。ジョゼフィーヌとマリー・ルイーズという2人の妻、母親、愛人たち。そして彼女らがナポレオンに及ぼした影響を論じていくのである。母親については、本書を読むまでまったく知らなかったのだが、この人は傑物だ。 全体的には、ナポレオンの生涯をたどりつつ、その政策や人生に2人の妻が与えたインパクトを検証していくというもの。かなり大胆な推測が混じっており、歴史家としては苦笑いするしかない箇所も多いが、確かに「ありそう」な話ばかりだ。 ナポレオン法典との関係も論じられており、興味深い。
5つ星のうち 5.0
英雄と革命を創った女たち,
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レビュー対象商品: ナポレオンを創った女たち (集英社新書) (新書)
ナポレオンが好きなので題名に惹かれてこの本を読みましたが、思った以上に内容のある本でした。“当たりです!”
正妻だったジョゼフィーヌとマリー・ルイーズをはじめとする愛人たちばかりか、フランス革命で活躍した女性たちも、ナポレオンに何らかの影響を与えているということで、かなり紙面を割いています。わたしは西洋史は詳しくないので、フランス革命というと、ロベスピエールとかダントンとか男の名前しか浮かばないのですが、実は男顔負けの女性活動家が沢山いたことを知り、新鮮な驚きがありました。なにせ印象としては、北条政子とジャンヌ・ダルクを足したような烈婦たちばかりです。穿った見方をすると、こんな女性たちに恐れを為した男たちが、彼女らを封じ込めるべく四苦八苦し、ナポレオン法典にも盛り込んだような気がしなくもありません。 個人的に特に印象深かったのは、ジョゼフィーヌとマリー・ルイーズとの婚期が、ナポレオンの興亡と期を同じくしているところです。ジョゼフィーヌは身持ちが悪かったという印象がありますが、他方彼女は、衆人の心を読んで、かつその調整をすることに非常に長けていたため、彼女が正妻だった期間は、ナポレオンの弱点だった独善性、非社交性から起こる周囲の不安や不満を巧みに緩和できたという彼女の長所についてです。女性の助けがなければ英雄も英雄たりえないということに感慨を覚えました。
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