2004年に扶桑社から出た単行本の文庫化。
著者は子どもの頃からナポリタンが大好きだったというライター/編集者。
ナポリタンについて、いろいろな確度から調べた本だ。果たして外国にルーツはあるのか、日本での発祥はいつどこでといったことからたどりはじめ、調べながらアメリカやスウェーデンにまで行ってしまうという熱の入れようだ。
またケチャップ工場を見学したり、関西ではナポリタンではなくイタリアンが普通だということを発見したり。
いろいろやっているのが面白い。しかし、いささか質は低い。調べ方が甘いというか、わからない部分は推測で終わらせてしまう傾向が強く、なんだか読んでいて疑問や不満が残る内容であった。