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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「ナポリタン」から読み解く戦後昭和から今の時代,
By rufas (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ナポリへの道 (単行本)
帯に「食の個人史」というフレーズがあるが1940年生まれの片岡義男さんが スパゲッティ・ナポリタンを通して 戦後昭和から今日の時代までを読み解いている。 ネーミング、調理法、社会学的なアプローチ、体験談など 多角的な切り口で、かつ、 論点があまり多岐に拡散しないよう注意しながら 見事に一冊の本にまとめている。 私は60年代生まれではあるが、 ナポリタンへの思いや体験はかなりの部分で重なり合う。 バブル経済崩壊後に青春時代を送った読者にとっても 食を通じて昭和を追体験できる恰好の資料ではないか。 本書は発刊された直後に読了していたのだが、 東日本大震災を機に、 戦後日本が歩んだ高度経済成長の時代に絡んだ 本書を読み返した次第である。
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